ある雑誌に付いていたハガキサイズのカード(下の写真)
表には阿弥陀如来の絵が描かれており、
裏には言葉が書かれていますね。
表の絵を眺めているだけでも、
何か良いことがありそうですが、
裏面の言葉を読んで実践すれば更に良き事がありそうですね。
ところでこの、
裏面に書かれている言葉、
皆さんはどのように受け取れますか?
ここでは僕なりに思った事を書いてみたいと思います。
まず最初の、「本物の愛を導く」と言うところですが、
皆さんは、
「愛」には「真の愛」と、「偽りの愛」があり、更にいろんな愛があることを御存知でしょうか?
このカードで言うことの、「本物の愛」とは、
「真の愛」のことであり、それは 、「真の愛」= 「神の愛」= 「無償の愛」を意味しています。
真の愛、無償の愛とは、
相手に見返りを求めず、
ひたすら相手を優先し、相手の幸せの為に尽くす愛のことであり、飽きの来ない永遠の愛のことです。
親は自分の子どもに対して見返りを求める事はしませんね、
ひたすら健康で、幸せに育って欲しいと願いながら尽くします。
それに親は、
幾つになっても我が子か可愛いものです。
これに対して 「偽りの愛」とは、
自己中心の欲望による愛であり、この思いが強くなるとストーカーや犯罪者になります。
また偽りの愛(自己中心の愛)で結ばれるカップルは、長続きしません。
この事から、カード裏の 「本物の愛」とは、
真の愛であり、無償の愛、
つまり 「神様の愛」を表しています。
「阿弥陀如来は仏教、仏の教えなのに何で神様が関係あるのか?」
と、思われる方もいることでしょうが、
皆さんは、
キリストで言うことの 「再臨主」や「救世主」、仏教で言うことの 「弥勒菩薩」など終末期に人類救済に来られると言われる人は、
宗教毎に呼び名は違っていても、全て同じ一人の人物の呼び名であることを御存知でしょうか?
そして次に、
「ただ窓をあけるだけで、光はおのずと、差してくる」
と、あります。
この 「窓」とはどこの、どのような窓のことでしょうか。
僕は、
心の窓のことだと思います。
心の窓を閉じていると、他人の優しさなど伝わって来ません。
また、心を閉じていると幸せもやって来ません。
学校の授業で例えれば、
一人の教師が同じクラスの生徒全員に同じ事を伝えているのに、
話を聞かず他の事を考えていたり、私語をしていたり、先生の説明、話を聞いていなければ、
素直に先生の話を聞いている生徒よりも成績が落ちるのは、誰が考えてもわかる事ですね。
つまり、「神様の愛」、「真の愛」、「本物の愛」は、
この世の全ての人に降り注いでいるのですが、
それが解らず、気づかない人は沢山います。
自分の心を閉ざして、厚い壁を作っていると何も分からない、知らない、更には幸せに成れない等々良い事に恵まれません。
ただ、
そのような人でも、努力すれば、一時的な幸せは訪れますが、それは長続きしません。
本物の愛、本当の幸せは永遠に続くものです。
これらを手に入れるために、
先ずは自らの心の壁を崩す、心を開く、素直になる事から始めましょう。
皆様が、「本物の愛」=「真の愛」に導かれ、
本当の幸せを手に入れることが出来ますよう心より祈念しております。