教員採用に関する不正問題が明らかになった沖縄で、

今度は、中学生による「いじめ」に絡んだ暴力事件発生。

全ての集団や組織のトップを見れば、

その集団や組織の状態や、状況等が見えてきます。

また、その逆も然りです。

昨夜、TNC(フジテレビ系)の「Mr.サンデー(この番組はお気に入りでよく見ています)」という番組で、

沖縄の「中学生による暴力をスマホでネットにアップ」した事件を放送していた中で、

「これは氷山の一角」という言葉がありました。

確かにその通りですね。だからといって、無責任に逃れることは出来ません。

この、

今回の沖縄の中学生による事件で僕が知りたいのは、

下の写真の新聞記事に赤線で示した部分の「被害者の心のケアを行うとともに、再発防止に努めたい」

という、教育長の、言葉についてですが、この言葉からは今後の対応も出来ないことが読み取れます。

それはまず、この教育長の発言で言うとこの、「被害者の心のケア」という部分についてです。

「心のケア」が必要なのは、被害者だけではなく、加害者にも必要であるということを知らなければなりません。

そしてもう一つ、

「再発防止」について、具体的な方策は何も提示されていません。一体何を根拠に「再発防止」という言葉が出てくるのでしょうね。

テレビでは、

同じ中学校で昨年にも同じ事件が発生しており、その中には今回の事件に関わった生徒もいることや、「再発防止」という言葉を繰り返しているからです。

僕には現在の教育関係者やカウンセラーでは、

いじめなどの問題を解決出来る人が皆無に等しいことは分かります。

しかし、だからといって放置することは出来ません。

自分に出来なければ、出来ないとはっきり認め、変なプライドや意識を捨てて、

出来る人の知恵や力を借りたり、自分のスキルアップに努力するなど責任ある行動を起こすべきではないでしょうか。

資格や免許を所有し、「専門家」とか、「プロ」などと言うのは簡単です。

しかし、

現実問題を解決に導く事が出来なければ、それはただの「自己満足」にしか過ぎません。

これからは「本物の時代」です。

あらゆる問題に真剣に取り組む、努力する人を応援します。

※⬇2月4日(土)の読売新聞より。