年々子どもは減少しているのに、

子どもに関わる問題は増加し、そればかりか未熟なまま育つ成人者も増加しており、

未だに解決の見通しが立っていません。

今回の北九州での中学生による、

モノレールの駅で線路に降り、モノレールを停車させるというとんでもない事件が発生しましたが、

当然このことに対して親は責任をとらなければならないでしょう。

しかし、

学校側にもこの件については、

全く無関係とは言えません。

何故ならば、

学校は児童・生徒を正しく育てる義務や責任があるからです。

教育は子育て同様に「児童憲章」を基台に行われるものであり、正しい知識と技術と愛情をもって児童・生徒を教育指導しなければなりません。

いつも述べるように、

子どもの問題の第一原因は家庭にあり、

第二原因は学校にあるからです。

家庭がダメでも、

学校できちんとした指導が出来れば、

児童・生徒の問題の大半は未然に解決できます。

親は学校に責任転嫁せず、正しい知識と技術と愛情をもって子育てをしなければなりません。

学校教師も同じように、家庭に責任転嫁せず、プロの教育者としての責任と義務を果たさなければなりません。

親や教育者は、

子どもたちを「加害者」にも、「犠牲者」にもしてはならないのです。

赤ちゃんから中学生までの子育て中の方は、

母子健康手帳の意味と目的を理解し、正しい子育てをしてくださるようお願い致します。

前向きに頑張る人を応援します。