ほとんどの小学校、中学校は今日から冬休みですね。

でも、

受験生にとっては、

これからが最後の追い込みです。

それで今回は、

高校受験について一言書こうと思います。

先ずは「入試」を目標にしないことですね、

入試はあくまでも「ゴール」であると同時に「スタート」でもありますので、

しっかり勉強しなければなりません。

とは言いながらも、

この時期ともなれば時間もないし、頭のなかは「合格」の二文字しかないですよね。

塾や家庭教師のもとで勉強される人は、

そちらの方から指導がありますので、

自宅で一人で勉強される人のための一言です。

5教科の総合得点を上げるには、

自分の得意な教科プラス数学を重点に置けば、

短期間にでもかなり上げられます。

数学の勉強方法ですが、

四則計算が正しく理解されていれば、計算問題は難しくありません。

数学で重要なのは国語力、想像力、思考力ですから、

数学の問題を理解できれば、国語力も自然と上がります。

例えば、四則計算の記号(➕、➖、✖、➗)を言葉に出来ることは大切ですが、

➕を「たす」とか「プラス」等と言うようではいけませんね。

ところで数学の問題は大きく、「式の計算(正の数負の数~二次方程式)」、「関数(一時関数と二次関数)」、「図形(平面と空間)」の3つの分野から成りますので、

過去入試問題を其々の分野に分けて、

ひとつの分野を10分くらいで解けるようにします。

試しに下の図形の問題を解いてみましょう。

先ずは【問題】にあるように、三角形 DFG の面積を2分以内で解けるようにします。

それが出来たら次に、DFGH を頂点とする三角錐の体積を求めてみましょう。
(これは、2分以内では難しいかな? 図形の見方を工夫すれば直ぐに解けます)

空間図形や立体の切り口や形などの問題が苦手な人は、

大根などで形を作ってみると直ぐに解けるように成ります。

参考までに、多くの人が間違える立体に、正八面体というのがあります。あなたは、正八面体の形を作れますか?

受験生の皆さんが、第一志望の高校へ行けることを祈念しております。