日本企業の良くない体質、

追い込まれなければ分からないのかな?

労働者における過労死等々の問題が取り沙汰されています。

先程のテレビニュースでも、

企業の長時間労働の問題について報道されていました。

社員にすれば、

少しでも収入に繋げようと残業をしなければならない。

一方で経営者側は、

なるべくコストを下げることと利益追求に走ってしまう。

どちらも問題であり、

長くは続かないですよね。

昔東京でお世話になった、ある会社での事ですが、

ある日外回りの営業で自分の仕事が上手く行かず、

残業をしようと電話で上司に報告したところ、

「残業はしてはいけない。皆に迷惑が掛かるから帰ってこい」

と、上司から叱られたのですが、

残業をしてでも何とかしなければと、電話を切り、21時頃まで残業をして帰社すると、

この時間ではついていないはずの電気が明々とついていました。

「( ´゚д゚`)アチャー、ヤバい。上司に叱られるなあ~」

しかし、

覚悟して事務所のドアを開けると、支社長はじめ全員が待っていました。

「こうして、皆帰れず待っていた。皆に迷惑が掛かるから、明日からは二度と残業をせず、時間内(17時迄)で成果を出せ」

と、支社長や皆から言われて、その後は一切残業をしないで時間通りに帰るようにしました。

お陰でその後は、1日に約4時間くらいで仕事の成果を出せるようになりました。

今思えば、

そのようにしてくれる会社は、滅多に無いだろうなと思います。

以前にも書きましたが、

今の企業経営者は、利益追求ばかりに気をとられず、社員(労働者)のことを真剣に考え、経営方針を見直して行かなければ、今後は続かないと思いますね。

経営者は、

如何に効率よく成果を出せるかについては考えるでしょうが、

社員教育をはじめ、社員(労働者)への配慮が欠けている面が強いですね。

これまでの「奴隷労働」から、「趣味労働」へと換えて行かなければなりません。

「企業の過渡期」

今後の企業経営転換が、smoothに進むことを願っております。

※⬇今日の読売新聞大分版より。