※⬇今朝の読売新聞より。



記事の真ん中辺りにある、

いじめの認知表の数字は、

氷山の一角に過ぎませんね。

いじめを無くすことが出来ないのは、

「真の愛」を実践できる人が余りにも少ないというのもありますね。

昔、日本教育学会の大会で、

いじめや非行をはじめ、子ども達の問題に関する発表をさせていただいたとき、

一本の木に例えてお話しさせて戴きました。

あれから約30年、

子ども達の問題解決は、未だに何も進展していません。

「いじめ」はもちろん、

子ども達の問題を解決していくことは、

それほど難しいことでは無いのですが、

未だに解決できていないのには、幾つかの主な理由があります。

一つは、

大人の問題を無視して、子ども達を何とかしようと躍起になっていること。

それに、「人には親切にしなさい」などと言う大人がそれを実践出来ない。

問題に対する視点や対策がずれている。

等々・・・

新聞に「有識者」という文字が見えますが、

どの程度の有識者なのかは疑問です。

おそらく、

難しい言葉を使って、論文的な話をするのが上手い人たちかな?

大学教授をはじめ、「有識者」と呼ばれる人たちは、

勉強熱心で、難しいこともよく知っており、

確かに素晴らしい人たちです。

     でも、

      ただ、

それだけです。

とは言っても、本当に素晴らしい人たちも、

僅かですがいることも事実です。

いじめを無くすことが出来ないならば、

他の事から始めれば良いでしょう。

「他人への思いやり」「真の愛」の実践を親、教師や指導者等が自ら率先して実践する事が問題解決の基本ではないでしょうか。

これからは、

「口先人間」は生きていけません。

子ども達が守られることを強く願っております。