自動車と言えば、

固定式バックミラーから電動調整式のミラーへ、

そしてクーラーからエアコンへ、更に重たいハンドルから軽いパワーステアリングへなどと、

細かなところは進化してきました。

ところが近年では、

長年変わらなかった燃料(ガソリンか軽油)に、電気や水素が加わって来ました。

それによって初めて、

エンジンに変わるモーターなども実用化されてきましたね。

代行運転でいろんな車に乗ってきましたが、

新しい車に乗るたびに、新しい機能が追加されていたり、車の進化も急速に進んできているようですね。

ところで、

昨夜のテレビ東京の番組で、

「ガイアの夜明け(22:00 ~ )」というのがありましたが、

その中で、日産自動車をはじめ、ベンツ、テスラーなどの自動運転で走る車の開発が紹介されました。

その番組で僕が注目したのは、

日産自動車の販売員が、自動走行機能のついた車を、どのような説明で販売するのだろうか、また、それを購入者の人はどのように理解するのかと言うことでした。

それと言うのも実は、

もう10年近く前になるかと思いますが、

ホンダ自動車をはじめ、衝突を避けるための自動ブレーキングシステムが実用化された頃の事でした。

運転代行で、あるお客様の車を運転していると、

助手席からお客様が、

「この車は、衝突防止の為に、自動ブレーキングシステムがついてるから、ブレーキを踏まずに前の車に近づいて試してみて」

と、言うのです。

その時の車の速度は、制限速度の 50Kmより少しだけ速い、時速 60Km 近くまで出ていました。

それで、

「お客さん、それは無茶ですよ。この、自動ブレーキングシステムは、渋滞などでゆっくり走っているときなど、思わずブレーキから足が離れても、前の車にぶつからないようにするための簡単なものだから、今の速度で前の車に近づいたらぶつかりますよ」

と説明して、試すことはしませんでした。

しかしその後も、

同じようなことを言ってくるお客様が何人かいましたね。

ですから、

実際のところは、その当時の自動ブレーキングシステムの性能はどのくらいだったのかということも知りたかったですね。

それにしても、

昔の映画、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」に出てきたように、

自分の行きたいところへ自由に連れていってくれる車が一般化されるのは、いつ頃の事に成るでしょうね。

これからの車の進化が楽しみです。

※⬇日本唯一のスポーツカー、トヨタの名車「トヨタ2000GT」、一度乗ってみたい車の一台です。