小学校、中学校時代の同級生による「同窓会」、

皆さんも参加されたこともあるかと思います。

僕は正直言って、

中学校の同窓会には、一度だけ参加しましたが、

小学校の同窓会には、一度も参加したことがありません。

たしか3年ほど前でしたか、小学校時代の同級生から熊本県菊池市で同窓会があったと聞きました。

その時も僕のことが噂になったようですが、

ほぼ毎年行われていた中学校の同窓会でも、やはり、僕の噂は絶えなかったようです。

しかし、よくよく考えてみれば、

小学校も中学校も、殆んど学校へ行かなかった僕の噂話とかあるのかな? と、思いますね。

それで、仲の良い小学校時代の同級生に話を聞くと、「アダチが一番出世しているのでは」と話していたらしい。

でも、僕からすればそれは間違いで、僕が一番落ちぶれていると思います。

また、

中学校時代の同級生で仲の良い友達に僕の噂を聞くと、「学校へ来なかったのに、何処で勉強してたんだろう」と言うのがあるらしいですね。

たしかに休みが多すぎて、卒業間近の三者面談で担任の先生から、

「出席日数が足りないので、このままでは中学校を卒業できない。それで、学力テストを行って合格すれば卒業出来る」

と言われ、結局テストを受けて卒業出来ました。

またその結果、先生と親から高校へ進学するよう言われましたが、学校不信に陥っていた僕は高校へは進学しませんでした。

でも、僕個人的には、高校や大学へ行かなくて良かったと今でも思っています。

ただ、

他の人たち、特に子ども達には、

本当の学力を身につけ、大学、若しくは大学院まで行って、頑張って勉強して欲しいですね。

ただ、

小学生、中学生の勉強は、

その後の人生に大きく影響しますので、学校の先生はもっと力をつけ、真剣に授業に取り組んで欲しいですね。

また、

家庭では、学校の勉強ではなく、もっと人格形成に必要な社会的ルールやマナーなど、学校では教えないような事を教えて欲しいですね。

例えば、

学ぶことの重要性や方法、学ぶことの楽しさ、勉強に役立つ遊び等々沢山あります。

下の写真は、平成元年発行(ちと、古いですが)の中学校学習指導要領の時間割のところです。

※⬇




学校でこれだけ指導時間があれば、クラスの平均点を100点満点中の70~80点まで上げられるはずです。

ただこれには、家庭と学校の連携と教師の質と実力が必要不可欠です。

僕の塾講師の経験からすれば、

点数を上げることは簡単です。

しかし、

実力をつけさせることが難しいので、そこは教師の指導力、発想力、洞察力等々によりますね。

小学生、中学生のお母さん方、

家庭では子どもの勉強はもちろん、宿題には、絶対に口や手を出さないでください。

それから、

「勉強しなさい、」

は、禁句です。

僕から見る子どもの多くは、寂しがりやです。一見すると、友達と仲良く、明るく接しているようですが、本心は違うようですね。

いろんな悩みを抱え、本音で相談できる人も居なくて、

それで気を紛らす為に友達と話を合わせたり、または友達をいじめたり、反対に気が弱いといじめられたり。

親の言うことを素直に聞いて、勉強に熱心な子どもさんの中にも、悩んでいる子はいます。

子どもにとって親は、唯一の相談者です。

勉強のこともよく解らないで、子どもに勉強を強要する親は、子どもにとっても最低の親ですね。

例えば、

東大へ子どもを行かせたいのであっても、中学までに正しい子育てと基礎教育が出来ていなければ、大学で挫折することになります。

たとえ東大であろうと、ハーバード大であろうと、中学までの子育てと基礎教育が確り出来ていれば入れます。

最後に、正しい子育て、正しい教育を目指す人を応援します。