カウンセラーの仕事は、

約7~8割は、

クライアントの話を「聞く」のではなく、「聴く」ことです。
(「聞く」と「聴く」の違いはお分かりだと思います)

子どもたちは、

いろんな事を話してきます、言ってきます。

ところが親や教師の多くは、

子どもの話をよく聞かなかったり、聴かない場合が多いですね。

特に親は忙しかったりすれば、

「今、忙しいから後にしなさい」とか、

「そんな事言ってる暇があったら勉強しなさい」

などと言って、

子どもの話に耳を傾けることが少ないです。

するとその内に、

子どもは次第に親には相談しなくなります。

そうなれば当然、

最も頼りにする相談相手も居なくなり、

次に相談するのが友達。

仮に相談できる友達がいても、やはり同じくらいの年齢では、なかなか解決出来なかったり、中には、相談できる友達さえいない子も居ます。

すると最後の砦は教師です。

しかし、

その教師が対応できない場合が多いのが実情です。

これは昔から変わっていません。

僕のところへ相談に来た子どもたちの中には、

教師に相談したら、

前よりも問題が酷くなったというケースも多々ありました。

ですから、

僕でさえ学校へは報告しなかったケースがよくありました。

むしろ、

子どもたちの話を聞くのが、

子どもたちを犯罪に巻き込む問題の大人たちです。

このような悪い流れを変えるのが、

家庭であり、学校なの役割ではないでしょうか?

もっと子どもたちの話を聴くよう、努力しましょう。

頑張る人を応援します。\(^o^)/

手も足も出せない案山子にならないように。