子どもたち(児童・生徒)は既に夏休み、

この夏休みを利用して、

子どもたちの勉強嫌いを無くしましょう。

本来なら、

3歳頃に勉強する習慣を身につけさせるべきですが、

忙しい両親にはなかなか難しいし、それが分からないのが実状のようです。

ただ、

幼児期の子育てなどについては、日を改めて記述したいと思います。

ここでは、

小学生や中学生についてお話しします。

僕はよく「間違いだらけの 子育て」とか、「間違いだらけの 教育」という言葉を使いますが、

それは根本的に目的を誤っているところから始まります。

そもそも家庭教育とは、

学校の教科を指導するものでは有りません。

教科指導するのは、学校に任せれば良いのです。
(と言っても学校教育も間違いだらけでしたね)

ましてや宿題には保護者の方は手をつけては行けません。

中には、宿題を熱心に手伝ったり、最近では、「宿題を代行する?」というとんでもない業者もいるらしいですね。そして、宿題を手伝う塾も問題です。

一方、宿題を出す教師も、宿題に親を捲き込まない事です。
(教師の中には、宿題をしない子がいると、直ぐに保護者の協力を求める人がいます。困ったもんです)

夏休みは当然、宿題も沢山出ていますよね、そのような宿題には絶対に口や手を出さない事です。

むしろ、

子どもが自ら進んで勉強するような環境と指導(アドバイスなど)をする事が、本当に子どものためになるのです。

そもそも、勉強好きだった保護者の方は何れくらい居ますか?

また、正しい勉強をしてきた人が何れくらい居ますか?

子どもの前で、いくら偉そうにしても何にも成りません。

そこでまず考えてみてください、

そもそも勉強とは何なのか、何のために勉強するのか。

学校で学んだ事が、現在の生活に何れくらい活かされて居ますか?

しかし、根っからの勉強嫌いな子は一人も居ません。

では、何故勉強嫌いで、勉強しない子がいるのでしょうか?

それは、先ず親自身が勉強の目的が分かっていないこと。そして、勉強の方法が分からないからです。

ですからこの二つが理解できれば、子どもも自ら進んで勉強するように成ります。

また、進んで勉強する子どもも大半が間違ったまま勉強しているのです。何故なら、教える方が、本当の勉強を知らないからです。

そこでまず、

全学年に共通して必要な事、勉強の目的を簡単で良いので教えることです。それが出来なければせめて、子どもと一緒に考えて見ると良いでしょう。

大抵の親や教師は、

「何でこんなことが分からないの」とか、「勉強せんからわからんのやろ」「勉強しなさい」などと子どもを責めますが、それは間違いですね。

そもそも勉強とは、分からないからするものですよね。それなのに、「何で分からないの」と言うのはどうでしょうね。

子どもが分からなければ、それは教え方の問題ですよ。

それよりも、

家庭ですべき事は、子どもが勉強出来る環境を整えることと、勉強の方法や考え方などをアドバイスする事です。

夏休みを利用して勉強嫌いを無くすチャンスにしましょう。