皆さんは、ブーメランというものをご存知でしょうか?

日本でも一時期流行りました。

その「ブーメラン」とは、

下の図に示すように、

くの字の形をした板状のもので、一方の端を持って遠くへ投げると、

回転しながら飛んでいき、投げた人のところへ戻ってくるというものです。

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僕も子供の頃は、これでよく遊びました。

ところで今回、

ブーメランを取り上げたのは、

今朝の特ダネ(フジテレビ)で、政治資金不正利用問題で前 舛添都知事をやり玉にあげ追求した都議会にも、同様の疑惑が浮上しつつあることに対して、

ナレーターの女性が、

「ブーメラン」と言う言葉を用いて解説したのを見て、

「素晴らしい例えだ」と思ったからです。

僕のブログで以前に、

「授受作用」

と言うのを説明しておりますが、この授受作用とは、自らが対象者に何らかの働きをする時、

例えば、何か善い事をしてあげれば、必ず善い事が帰ってくるし、悪いことをすれば心ず悪い事が帰ってくる。両者とも同じようになります。

善い事も、悪い事も、

自分が他人にした事は、必ず自分に戻ってきます。

これが、全てにおける、相対するものの原理です。
(詳しくは、授受作用の説明を読んでください)

つまりこの授受作用の原理は、投げて戻ってくるブーメランと同じですね。

ですから、

都知事を攻撃し追い詰めた議員に、その矛先が戻って来たということです。

このようなブーメラン現象は、全ての人に共通する原理です。

他人を攻める人は他人から攻められ、

他人を救う人は他人に救われ、

他人を誉め讃える人は他人からも誉め讃えられます。

この事を意識して、日々の生活を改善して行きましょう。


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