人は誰も皆、
この世に生を受け、
人生という名の旅に出ます。
その旅はまた、
いくつかの路線を乗り継ぎながら最終目的地へと向かいます。
僕もその旅人の一人です。
小学生の頃、
神様を探す旅に出ました。
18歳の頃、
やっと、神様のいる建物を見つけて、
その門をたたき、中へ入りました。
ところが、
理由も分からず建物を追い出され、
再び荒野で彷徨うことになりました。
仕方なく、
他の建物を転々としながら旅をしていると、
ある日突然、
追われた建物を造った人が現れて、
僕の手を引いて道案内を始めました。
その人は、
僕をいろんな所へ連れて行ってくれたり、
いろんな人に会わせてくれたり、
いろんな事を教えてくれたりもしました。
また、
僕が困っていたり、
願い事をすると、即座に望みを叶えてくれました。
やがてその人は、
道標を残して別の世界へ行きました。
そして、
僕は今でも、
その道標を頼りに旅を続けています。
青空を求めての旅です。