僕が分かるかニャン?
通り係の金網の向こうに、
ふと、
何かが動いた。
自転車を停めて振り返ると、
藤棚の下に一匹の白猫。
おかしい・・・
ここは、
写真左奥の方に金網が見えるかと思いますが、
先ほど、
そこを通って角を曲がってこの場所へ来たのですが、
当然進行方向では、左へ曲がるので、
この場所も見えていましたが、
猫には全く気づきませんでした。
ですから、
この猫に気づいたとき、
「えっ!? 何で猫が? いつの間に?」
という感じでした。
でも、
写真に写っているように、猫は実際に目の前にいます。
「おい」
と、声かけると少し近くへ出てきました。
ところが、
写真を撮った後に、
本の一瞬iPod の画面を見て顔を上げると、
なんと、そこに猫は居ませんでした。
木の上や辺りを探しましたが、
猫はまるで煙のように何処かへと姿を消していました。
何だか、
キツネならぬ、猫に騙された気分でした。
いつも通っているのに、
この様な事は初めての出来事です。
「単なる気のせいかな?」
とも思ったのですが、
写真には、
猫の姿がキチンと収まっています。
不思議なこともあるものですね。