今日のバイキング(フジテレビの番組)を見逃してしまいました。
残念・・・(/。\)
今日の内容は「子育て」に関するものでしたね。
テレビをつけた時に、
「お手伝いをさせる? させない?」
というテロップが見えていました。
その時女性が、
「受験勉強のため基本的には、お手伝いをさせない。本人がする気になったらさせる」
みたいな事を言ってました。
しかし、
小さい頃からお手伝いをさせるとかなければ、
子どもからお手伝いをするというのは、余程でない限り無いですね。
尾木ママこと、尾木先生や坂上さんのおっしゃることの方が、正しいですね。
テロップには、
「3人の子どもを東大へ入れた女性」ともありましたが、
3人の子どもを東大へ入れたと言うことで、
それはそれで大変素晴らしい事です。
ですが、
僕からすれば、それでどうなんですか?
ですよね。
東大へ入るには、確かに学力、成績が良くなくては入れませんし、卒業生には素晴らしい方もいます。が、ただそれだけのことです。
大事なのは、その後ですね。
最終目的が明確でも無いし、子どもがどれだけの人格を形成して来たかという点でも重要です。
それにしても、
未だにこのような「学歴」のみを重んじる女性がいるんですね。
将来が大変だろうなあ・・・
僕も、学歴が大事なことは分かります。
成績も高い方がいいに決まってます。
しかし、
それ以上に大切な事が欠けていたら、
それは無意味です。
更に、せっかく東大へ入っても、
ひとつ間違えればオウム真理教などに見るように犯罪者にもなりかねません。
このような事は、他にも沢山の事例がありますし、
実際に僕も、東大卒の人の行く末を見てきました。
「優秀な成績を修めて、一流の中学、高校、大学、企業へ」
などと、何でも一流を目指すならば、
学力以外にも目を向けなければなりません。
子どもを一人の人格者として育てることの方が、
如何に素晴らしい事かを知ることでしょう。
子どもにお手伝いをさせることにより、
本当の学力が身に付く事を知らなければなりません。
僕は、そんなお手伝いをよくする親孝行な生徒を何人も見てきました。
その中から特に印象に残った2人をご紹介します。
1人は、僕の同級生の女の子です。仮の名前を陽子さんとします。
彼女は、進学高校へ通っていましたが、学校が終わると民間団体のバトンクラブのリーダーとして、幼児から高校生までの部員の指導をしていました。
また、帰宅後は毎日、家事手伝いをしながら、夜遅くに少しだけ勉強をしていたようです。
それでも、成績はいつも上位にありました。
さしてもう1人、
日田市内の女子高へ通っていたメグさん(仮名)です。
学校では、バトン部に所属し、毎日遅くに帰宅しては、
身体の不自由なお母さんのために、家事手伝い等をしていました。
彼女メグさんは、兄と妹の3人兄妹の真ん中でした。
ある日そのMさんの進路の事で両親から相談があり、何度か自宅へお邪魔しました。
両親の話では、
メグさんは、看護師を目指しており、東京の烏山高等看護学校・・・だったかな?
へ進学を希望しているが学校からは、
「難しいので、ランクを下げて他の学校を選択してはどうか 」
と言われているが、部活に熱中し勉強もあまりしていないので、親も心配しているとの事でした。
電話を受けて初めて自宅を訪問した時も、メグさんは遅くに帰宅し、妹さんと家事手伝いをした後、僕も一緒に夕食をご馳走になりました。
子どもさんな様子を見るためでした。
夕食を食べ終わるとメグさんと妹さんが仲良く後片付けをし、
それが終わると家族でしばらく手作りのゲーム始めました。
それを見ながら少しずつ話に入り、
お母さんから、
「いつもこんな調子ですよ。東京は行くのは無理ですよね・・・」
と、いろんな心配事を話して来ました。
その時僕は、メグさんの様子を見て、
「お母さん、メグさんは大丈夫ですよ、合格率は今の所90% 以上です、受けさせてみてはどうですか?」
と話して、メグさんに諦めさせるというご両親の方よりも、
娘さんの希望を応援する事にしました。
すると今度はお母さんから、
「東京には、誰も知り合いがいないし、1人で行かせるのも心配です。何方かお知り合いの方はいませんか?」
と言われたので、当時、東京の国際学術団体で事務職をしていた日田市出身の知人女性に相談しました。
すると、自分のいる寮に許可が出たと言って来たのでお願いしました。
しばらくして入試終了後に東京の知人に電話をして御礼を言うと、
「彼女(メグさん)は、素晴らしい人ですね。それでうちの事務所(国際学術団体)へ誘ったけど断られました」
と言いながら笑っていました。
後日メグさんは見事合格して希望を叶えました。
また、
それを観ていた妹さんも、メグさんと同じ道を進みました。
子育てで一番大切な事は、
親の未熟で身勝手な子育てではなく、
子どものことを一番に考え、本人がどの道へでも行けるように見守る事です。
ましてや、
親が学校の勉強や子どもの進路に口を出すのは最低、最悪です。
本当に優秀な子育てをするには、
親が賢くならなければなりません。
ここで言う「賢さ」とは、
学力や学歴ではありませんので、そのところをお間違えないように。
「真の愛」に拠って子育てをしましょう。
※キーボードなどの不具合によって、記事を書くのに時間がかかってしまいました。