今朝の回覧板に、
人権問題に関するチラシがありました。
人権問題については僕も、
解決していかなければならない重要課題の1つだと思っています。
しかし、
人権問題に取り組む公的機関や団体には疑問があります。
世界的にも取り組んでいるこの問題が、
何故、未だに解決できないのか。
もちろんいろんな理由があるでしょうが、
ずっと気になっているのは、
以前からブログにも書いているように、
人権問題について叫ぶ人ほど、
人権を無視している人が目立つということです。
例えば、
人権問題にも取り組んでいるはずの学童保育。
以前にハローワークを通して学童保育のスタッフ募集に応募した時の事でした。
一度現場を見て欲しいと言うので、
指定された場所(その地区の公民館裏の駐車場)へ行くと、
集まってくる子どもたちとともに、スタッフと見られる数名の御婦人方が来ました。
挨拶もろくに出来ないような中、
代表者と思われる女性から突然、
「今から子どもたちと鬼ごっこをしてください」
と言われ、
御婦人方が見守る中、先ずは僕が鬼の役で子どもたちを追いかけました。
ところが近年運動不足だった僕は、
素早く動き回る子どもたちについていけず、
おもいっきり転んでしまいました。
頭をあげて辺りを見ると、
呆れた顔でこちらを見下ろす御婦人方の視線はとても冷たいものでした。
何とか起き上がると、代表者と思われる方が、
「無理なようですね」
と僕に一言うと、
「さあ、皆さん、中に入りましょう」
と、怪我をして血を流す僕を無視して、全員建物の中へ入って行きました。
怪我の痛みよりも心に負った痛みの方が身に染みた出来事でした。
これ以外にも、
地域の母親懇親会? だったか、
とある会に招待された時でも、
話し合いの途中で発言を求められ、僕の言った一言(その時何を言ったかは覚えていない)から、
同席していた大学教授が突然退席し、その代表者らしき御婦人から、
「どこの馬の骨か分からない人が、何故ここにいるんですか?」
などと野次られたこともありました。
また、このようなことが平然と行われている学校や公共機関などもあります。
人権問題への取り組みには、
表向きの見出しなどでは、
如何にも「素晴らしい取り組みをしていますよ」と、言わんばかりの団体や活動のチラシを見かけますが、
口先、小手先ではなく、実践すべき事ではないでしょうか?
先ずは自ら実践者となりましょう。