※ 写真は、株式会社 オークラ出版発行(2008年5月)の「誰も知らない 教育崩壊の真実」です。
本の整理中に出てきたものですが、
「教育崩壊」は、これ(2008年)よりもずっと前から始まっていましたね。
なかなか止まらない教育崩壊。
実は今朝の特ダネ(フジテレビ系)で、
最近の塾の珍しいコマーシャルが幾つか紹介されていましたが、
この中には残念ながら、僕のお勧めの塾はありませんでしたね。
やはり、
どの塾も単なる塾でしかありませんね。
でも、
テレビには出てきませんが、本当に「教育」を実践出来る優れた塾も有ります。
ただ、
間違った教育概念に囚われていると、そのような塾を見つけることは難しいでしょうね。ましてや、何処にでも有る訳ではありませんからね。
あえて僕が身近で紹介出来る大手塾と言えば、鹿児島を拠点に展開する「池田ゼミナール」でしょう。
この池田ゼミナール代表の池田先生とは、一度お電話で話をお聴きしただけですが、他の塾長さんには無い、素晴らしい発想と実行力が有ります。
ところで皆さんは、「教師」と「教育者」と書いた場合、この二つの違いについてどのように思われるでしょうか?
僕の場合、
ブログの中で学校の先生を「教師」と書くことが多いのに気づかれた方もおられるかと思いますが、
僕の考えとして、多くの先生が教科指導、「教える事」に重点を置いているので、「教師」と呼び、
単に教える事ばかりではなく、育てることにも重きを置く先生もいますので、そのような人を「教育者」と呼びます。
そしてまた、塾も同じようなものです。
教育者のいる塾は、これから発展して行くでしょうが、そうでない塾は衰退して行くでしょう。
これまで、いや、今でもそうですが塾と言っても、その殆んどが普通の営利目的の会社ですから、それはそれでいいのではないでしょうか。
近年では、「個別指導」を強調する会社も多いようですが、本当に学力を伸ばすならやめた方が良いですね。
それが何故かは、学校の存在目的や役割を本当の意味で理解すればお分かり頂けるかと思います。
個別指導が本当に活かされるのは、企業での社員教育ですね。
何れにしても、
子どもに関わる犯罪も増えていますが、これらも教育崩壊のお年玉の一つですね。
いしめや虐待、DVにハラスメント、
これらの問題を作り出す大人に、正しい教育は出来ないでしょう。
最後に、「成績」と「実力」は、必ずしもイコールとはならない事をお伝えして、教育崩壊に歯止めをかける人が増えることを願っております。