赤ちゃん誕生、
お腹の中では耳から働きを始め、
外の音を聞き分け、反応しますね。
そして、
誕生するとき暗いトンネル(産道)を通りますが、
この時肉体に霊人体が入り込み、一人の人間としてこの世に生を受けます。
この状態ではまだ、脳はほぼ白紙の状態ですね。
この後、
祖父母、両親など家族や家庭環境に応じて、
個性の伸びかたや性格形成始め個性完成に向けて長い人生の旅が始まります。
幼児期が人生の約6割以上を決めると言われていますが、
中でも2歳から3歳くらいが最も重要ですね。
赤ちゃんはまず、
身の回りの動くものから興味を示します。
この時にどのようなオモチャを与えるか、
また絵本はどのようなものを与えるか、
与える物によっても成長は違ってきます。
また、
3歳前後から質問が増えてきますが、
この時の対応の仕方で、親子の信頼関係やコミュニケーションなどに影響が出てきます。
小学校や中学校で勉強しないことや、様々な問題が出始めてからでは、
修正に時間がかかったり、なかなか難しいですよね。
もちろん、道徳やマナーなどの問題もそうです。
しっかりした普通の健全な子育ては、幼児期が最も重要です。
この幼児期の子育てがしっかりしていれば、それ以降は楽です。
ただ、
幼児期に英語を教えたり算数を教えたりするのはバランスを崩しやすいので感心しません。
近年の子育ての問題として、
親の勘違い、間違った教育概念、知識・技術不足、善悪の判断の問題、核家族、離婚問題、家庭環境・・・等々
問題があまりにも多すぎます。
だからといって神経質になるのも困りますが、まずは夫婦はもちろん、身近に何でも相談出来る人をつくりましょう。
多くの方が「普通」と思っている事の大半は間違いですから、なかなか難しいかもしれませんが、普通に子育て出来れば大半の問題は解決出来ますので頑張りましょう。
あ、そうそう。
実は昔、田舎と都会に育った同じ年の二人の子どもに、知恵遅れ、言語障害など同じ症状の子どもがいました。
両者に共通したのは、どちらも周りに一緒に遊ぶ子どもが居なくて、
家の中でテレビを見ながら育ったことや、話し相手が居なかったことです。
大事な幼児期には、テレビやビデオなどはあまり見せないようにしましょう。
元気な「普通の」子どもが育つよう、願っております。