写真は、
大分県豊後高田市にある、
昭和の町を訪れたときのものです。
そこで見たかわいい車、
この「ミゼット」という小さな二人乗りの三輪車は、
幼児期の頃の懐かしい思い出の一台です。
僕がまだ、4歳か5歳くらいの頃でした。
小さい頃から姉ちゃんと呼んでいる叔母さんに連れられ、
当時熊本にいた祖母のところへ行った時の事です。
熊本市内へ行くのはこの時が初めてでした。
熊本城のお堀の回りには、
祭りだったのか沢山の露店のテントが並んでいました。
祖母と姉ちゃんに連れられ店をまわっていると、
オモチャを売っている店で、かわいい三輪車のミゼットのオモチャが目に止まり、
ねだって買ってもらい、遊んでいるとそこへ、
本物のミゼットがやって来ました。
どうやら、宿泊先のご主人が迎えに来たようでした。
でも、
御覧の通り運転席には二人しか乗れません。
そこで、祖母は運転席に乗り、僕と姉ちゃんは、
荷物と一緒に後ろの荷台へ乗りました。
これが僕とミゼットの初めての出逢いでした。
あまりにも可愛らしい車だったので、今でも忘れることはありません。
それで、豊後高田市の昭和の町で、このミゼットを見た時は、
とても懐かしく、胸が熱くなりました。
皆さんの中にも、「ミゼットが懐かしい」と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか?
また機会があれば見に行こうと思います。