写真の風景は、
子どもの頃に眺めて育った山並みです。
このような山の中で、
小学校時代を過ごしました。
梅雨に入り雨が降れば、
霧なのか雲なのか分からないほどの山の上。
ある日畑にいると、
遠く下の方から飛行機の音が聞こえるので眺めていると、
(上の写真で)手前の山と奥の方に見える山の谷間を、
飛行機が飛んでいくのが見えました。
もちろん、飛んでる飛行機を上から眺めたのは、
その時が最初で最後でしたが、
べつに墜落したわけではありません。
普通に上を飛ぶ飛行機も、熊本空港が近いからか、
大きくはっきりと見えることもよくあり、
手を振れば見えるのではないかと思うくらいの時もありました。
また、
飛行機が飛んで行った後に、
細長い銀紙が数枚落ちてくることもありましたが、
それが何だったのかは今でも分かりません。
それから、
天気の良い時には、
山の高いところに寝っ転がり、
遠くの山並みを眺めながら、
いろいろと考えるのが好きでした。
この写真を見ていると、
小学校まで過ごした様々な思い出が蘇ってきます。
皆さんも、国道387号線の兵戸峠から脇道へ入り、オートポリスへ向かえば、
この景色を見る事が出来るでしょう。