

今朝のTNC TV(フジテレビ系)番組、
「新報道2001」では、
「終活」がテーマでした。
写真下は、僕のエンディング・ノートです。
エンディング・ノート(終活ノート)や葬儀関連、お墓関連など人生の区切りについてのお話でした。
テレビでも話がありましたが、
昔は土葬で、棺桶も樽の棺桶で、中に座らせていましたね。
ちょっと余談ですが、実は僕の父方の祖母の葬儀、
この時僕はまだ小学校低学年でしたが、今でもその時の様子は忘れません。
丸い棺桶に祖母を座らせて蓋をし、男性が2人だったかな? 4人だったかな?お墓まで担いで行きます。
この時僕は、行列の後ろの方からついて行きました。
お墓では丸く掘られた穴へ棺桶をしずめて土をかける。
周りには、泣きながら、また、泣くのを我慢しながら見送る家族や参列の人々。
それからしばらくは喪に伏して静かなものでした。
次に僕が葬儀に参加したのは、
上京して直ぐにお世話になった、仕事先の社長さんのお父様が亡くなられた時でした。
この頃になると、葬儀も随分と変わっており、火葬後の骨壷へのお骨納めもこの時初めて体験しました。
そして現在では、
葬儀に対する考え方や形が様々に変化してきましたね。
僕もいろんな宗教に学んできましたが、
現在ではまだ、一部の人にしか理解されていない「死後の世界」についても、
今後多くの人に理解されてくると、葬儀の在り方、考え方はもっと変わって来るでしょうね。
どちらかといえば僕も、新しい葬儀の考え方を持つ一人ですが、
「死」とは、
一人の人間が、水の中「胎内」に誕生し、空気の世界「この世」に肉体を持って生まれてきますね。
そして更に、肉体を脱いで永遠の世界へ旅立つのが「死」というわけです。
死後の世界がある事は、全ての人の本心は知っております。
ですから、
死後の世界のことを知らなくても、葬儀を行ったり、御墓参りをしたりするのです。単なる儀式ではありません。
こうしたことから、今後人々が「4つの死」から解放され、自然死へと移って行く頃には、
葬儀を「悲しみのお別れ」としてではなく、
「新たな世界への旅立ちをお祝いする」
という形へと変わっていくことでしょう。
でも、それが一般化するのはまだまだ先ですね。
ところでもう一つ、
死ぬときに持っていけるのはただ一つ、
それは、
「人生の全て」
人は死後に、この世で生きた全てを見ることになります。
生きている間に行った善いこと、悪いこと全てを、それも、周りに先祖たちがみんな見守る中で見るのですから、大変ですよね。
そのようなことを知ると、悪いことはできませんね。(*^^*)
死後の世界で、喜んでご先祖様たちに迎えられるような生活を心がけましょう。