昨日、佐賀県内で起きた中学生の「イジメ」について書きましたが、
未だに絶えない「いじめ」問題。
何故いじめは無くならないのか?
人は誰も皆、この世に生まれた時、脳は白紙の状態。
純粋な心を持って生まれて来ます。
それでは何故「いじめ」を行うのか。
それは、大人のそのような行為を見ながら育つからです。
この事から、元々の始まりは大人からだということはお分かりいただけるかと思います。
そしてまた、厄介な事に「いじめ」をする人本人がその事に気付かない。気づいても止めないということです。
以前、芸能界でいじめに遭っている人の相談に乗ったこともありましたが、未だに芸能界でも「いじめ」はあるようです。
そしてそれは芸能界に限らず、至る所の職場でも起きています。
学校でも同じです。
教師による、上司(部下)、同僚、生徒への「いじめ」は、様々な形で起きています。
ですから、
いくら子どもに、「いじめはいけません」と言っても、子どもたちから「いじめ」は無くならないのです。
ましてタチの悪いことに大人のいじめは、中々表面化しません。
文科省は、スクールカウンセラーを派遣するようになりましたが、その効果はほんの一部でしか見られないようです。
また、全国至る所に児童相談、「いじめ」に関する相談室などもありながら、何故問題は増加しているのか?
それは、問題の本質を捉えていないからなのか、または、視点を逸らそうとしているのかは分かりません。
でも、
いずれそのツケはどこかで戻ってくるでしょう。
昔から、
「情けは他人(ひと)の為ならず」
という言葉がありますように、
他人にした事は、良い事も悪い事も関係なく、
何れは巡り巡って自分に返ってくるという事です。
それは、何時、何処で、誰から、どのような形で戻って来るかは分かりませんが、必ず戻って来ます。
仮に、生きている間に自分に戻って来なくても、子や孫などに戻ることもあります。
また、「いじめ」は「差別」問題とも切り離せません。
これらを根本的に解決していくには、
「心の壁」について知り、その「心の壁」を取り払うことから始まります。
中々難しいことではありますが、これを実践する人が増えていけば、
いじめや差別の問題は自然に解決していきます。
皆さんも「心の壁」について考えてみましょう。