教育というと直ぐにイメージするのが、
学校で教える教科ですよね。
間違った子育てや教育は、
そんなところから来るのでしょか?
義務教育職や高校教職はじめ、
いくつかの教育団体の研修などに参加させていただきました。
もちろん日教組ではありません。
皆さんもご存知のように、
教職員組合、団体は今や日教組だけではありませんね。
僕がお世話になった組合、団体は、
日教組とは違い、
本気で子どもたちと向き合い、
教育熱心な教師、教育関係者の集団です。
そんな中でも、
教育目的や方法をよく理解していない関係者が多いくらいですから、
如何に間違った教育観が蔓延しているかということです。
まず一番強調して言いたいのは、
「教育は、勉強を教えることだけではない」
ということです。
そして次に、
「教師は、自分の担当教科の目的と活用を把握して指導すること」
ですね。
後者については、研修中に尋ねてみると、
自分の教えている教科の目的や方法が、
はっきりしていない人が予想外に多かったことです。
一方家庭でもそうです。
子育てを、学校教育と同じように考えている親も多いですね。
学校が悪いとか家庭が悪いとか言ってる場合じゃないですよ。
「何言ってる。私は大丈夫だよ」
という人ほど改めましょう。
特に日教組の先生方は、
それ以前に、
単なる労働者などと考えず、
「自分は、子どもの将来を預かる教育者である」
という観点に立ち、
教育職に関する考え方を改めて欲しいですね。