小、中、高校生で学習塾(進学塾)へ通う生徒は多いことでしょう。

特に受験生は今、最後の追い込み真っ只中ですね。

一方、来年度(4月から)の塾探しをしている人もいる事でしょう。

僕もこれまで、塾や家庭教師で多くの子どもの指導する一方で、

たくさんの塾も見て来ました。

そこで今回は、

塾選びの参考にでもなればと考えております。




まず、形態別に大きく分けると、

塾と家庭教師に分けられます。

更に塾を分類すると、

個別指導塾と集団指導塾となり、集団指導塾でも進学塾と学習塾に大別出来ます。

家庭教師については、近くに塾が無い人や不登校などの悩みを抱えている方にお勧めします。

塾については、

近年、個別指導塾が増えていますが、こちらは家庭教師と同じですのでお勧めしません。

塾を選ばれる方には集団指導塾をお勧めします。

理由としては、

周りとの比較が出来る事や、周りからの刺激が意欲を高めるなど、

家庭教師や個別指導塾に比べて、

利点が多く効果も高いからです。

ただし、

そこからが問題です。

現在、塾の多くはまだ、収入が第一目的ですので、

全生徒を引き上げるだけの能力も力もありません。

例えば進学塾を見ると、

授業について来れる生徒をメインにするため、

基本的な学力などを備えた生徒向けですね。

教科指導に熱心な塾は沢山ありますが、

教育熱心な塾はほとんど見た事ありません。

そこでとりあえず入れる塾で様子を見て、

1ヶ月から2ヶ月で効果が見えないようであれば即、

他の塾へ変わる事をお勧めします。

なぜこのような事を言うかといいますと、

大分県の西部、北部地区、福岡県の東北地区などでよく見かけますが、

成績も上がらず、効果も出ていないのにそのまま卒業まで同じ塾に通う生徒を見かけます。

これは無駄な事ですね。

それから、

中には親の一方的な判断で強制的に塾へ通う生徒がいます。

しかしこのような生徒はおもような効果が出せません。

どうしても、塾へ入れたいのであれば、

生徒自ら行きたいという塾にするか、

親がそのような気持ちにさせることですね。

子どもに合った、最も良い方法が見つかる事を願っております。