戦後の核家族化に始まり、家庭内での個室化、テレビ、携帯電話、ゲームなどによる個人化、家庭教師や個別指導の塾,

このように、集団生活の場が消えていく現代社会。

 

これらが、自己中心的な犯罪増加にも拍車をかける。

 

また、「無縁社会」なる言葉を産んだのも、このような社会からである。

 

○○と連携を取りましょう」などと言ったところで、子供の頃から集団に馴染んでいなければ難しいでしょうし、言った本人がまず率先して実行に移さなければ、今の人権問題を扱う人のようになってしまう。

 

人権、人権と叫びながら差別する人も多い。それなら、人権云々と言わず、自らその活動、実践の輪を広げるべきである。そのような事がないから、未だに「いじめ」が無くならないのだろう。

 

幼稚園指導要領で言えば、「社会性」の欠乏ですね。

 

一つには、

 

小学校(早いところでは幼稚園)から、教科指導にばかり力を入れる間違った教育概念を持った親、そしてその間違った教育概念を助長する教育機関産業。

 

教育悪循環を断ち切るには家庭、学校、社会それぞれが自らの立場を見直し、正すことから始めるべきでしょう。

 

が、しかし、


先ずは家庭からです。赤ちゃんからの子育て、そして成長に合わせた正しい子育て。それには、親が考えや意識を変えなければ、中途半端な知識では無理でしょうね。

 

学校教師も、人間ですから家庭があり、そこで育ってきたわけです。ですから、教師も家庭の見直しから始めるべきでしょう。

 

人間は一人では何も出来ず生きていけない。ましてや、生まれてすぐにジャングルなどのように、人のいない所に置き去りにされれば、人間としてそだちません。言葉も話せません。

 

それを見れば、人が人間となるには何が最も重要かが分かるでしょう。

 

他人を引きずり落とさなければ自分が上がれない、そのような国会議員を見ていると、情けなくなりますね。これも、間違った子育て、間違った教育の表れです。


正しい子育てや教育を行なうには、「真理」を避けては成りません。


とにかく、


「個別化」を早急に見直しましょう。