肉眼で目の前の出来事が見えるのは普通
ですよね。
でも、遠くでの出来事や未来の出来事が見えたら、
あなたなら、
どうしますか?
私はそのような事が時々起こります。
今回はその中の一つを紹介します。
福岡県で塾の講師をしていたある日、
私は日田市内の自宅に居ました。
夢の中で、
福岡県甘木市(現在の朝倉市甘木)の、
N中学校にいました。
空中から校庭を見下ろしながら、
体育館の裏側へ回ると、
塾での教え子(男の子たち)が2~3人、
何やらゴソゴソと話していました。
もちろん、何を話しているかは分かりません。
夢の中は霊界と同じく、
時間も距離も関係ありません。
次にいた場所は、
別の女の子の部屋でした。
そこでは、
机に向かって勉強しているようですが、
問題が解けなくて頭を抱えているのが見えました。
翌朝目が覚めても、
その事が気になったので、夜の授業で、
その夢の中に出てきた子ども達に尋ねました。
はじめに、
私から見て左の前の方に居た男の子たちに、
「お前たちは昨日、体育館の裏で何をしてたのか?」
と、尋ねるとその一人が、
「先生、何言ってるん。そんなとこには行ってないし」
と言うので、
見たままの事を話すと、
「え~。先生、どこから見てたん?」
と不思議そうな顔で私を見ながら、
体育館の裏にいた事を話してくれました。
次に、女の子(私から見て右の真ん中あたり)に向かって、
「お前なあ、何の為に塾に来てるんだ。勉強が分からないからきてるんだろ。机の前で、頭抱えていないで、塾に来たら質問しないと」
と話すと、
何やら驚いた様子で隣の生徒とブツブツ話していた。
それから数日後のそのクラスで、
頭を抱えていた女の子が、
「先生、先生はもう、超能力は使えんよ。友達と神社へ行って、お祓いしてもらったから」
と話していたのは今でも忘れません。
ただ、このような事から、
ある意味恐れられていたのも事実です。
でも、当然ですが、時として何も見えない方が良い事もありますよね。