教育は、児童憲章(母子健康手帳に記載)を基に行われていることはご存知かと思います。
この児童憲章の第2項に書かれています、
知育、徳育、体育
そして家庭教育、学校教育、社会教育の違いは、この三つの中のどれに重点が置かれるかによって違いますね。
家庭では「徳育」に重点を置きながら他の二つも行います。
そして学校教育では、「知育」に重点を置きながら他の二つも、また社会教育では体育に重点を置きながら他の二つも行います。
しかしここで勘違いしがちなのが、
家庭では徳育に重点を置きますが、他の知育のところですね。
家庭教育で言うところの知育とは、
学校の勉強ではなく、学校では教えないようなことですね。
家庭教育で学校と同じようにするから、おかしな事になるのです。
家庭教育で重要な「徳育」とは、親の愛情を中心とした愛情教育です。
時々虐待事件が発生しますが、間違った愛情から起こるものですね。
学校でも同じです。
家庭で正しい愛情を持って育てられなかった教師が、生徒に対しても間違った愛情で接するから信頼関係を失うのです。
それからもう一つ、
教育には時代や歴史の変化に関わらず、絶対に変わらないものがあります。また、変えてはいけないものです。
それが下の図に示したものです。
同じように学校でも、生徒が教師に向かって行き、生徒に何も言えない教師がいます。
このように立ち位置が逆転するところに、
虐待や暴力など犯罪や問題が起きやすくなります。
家庭では親が主体で子どもは対象であるので、あくまでも親がしっかりしていなければなりませんね。
だからと言って
子どもが言うことを聞かないからと言うのは、子育てが間違ったからでしょう。
正しい子育てが出来ていれば、子どもはきちんと親の言うことを聞きますし、親孝行します。
また、学校でも同じです。
主体である教師がきちんと出来ていれば、
生徒は素直になり、成績も上がり宿題もやくするようになります。
ここに示したような
教育の基本がしっかりと出来ていれば、
様々な教育問題の大半は解決出来ます。
皆さん、素晴らしい未来のため、しっかりした子育てや教育をしましょう。