オートポリスの敷地内にあるホテルのロビーにて
元F1ドライバーのネルソン・ピケ(ブラジル)氏とのショット。
実はこの日、テレビの撮影で来ていたピケですが、
何も知らずにサーキットへ出かけた私は、
スタッフからピケが来ている事を知らされました。
会いたかったのですが、スタッフの話では撮影も終わり、ヘリが迎えに来るので会えないとの事。
ま、仕方ないかなと諦めてサーキットを後にしました。
ところが、山道を走っていると、
何故か気になる。
もしかしたらピケに会えるかもしれない
という思いに駆られ、サーキットへ引き返すと、ホテルへ行きました。
ロビーに人影が見えたので呼んで、ピケに会いたいと告げると、
一旦中へ戻ったスタッフが中へ来るよう招いてくれました。
ロビーへ入るとそこに、
鶴巻社長(オートポリスの創設者)、専務はじめスタッフと共にピケが居ました。
迎えのヘリが遅れているので待っているとのことでした。
ピケと握手をすると、社長が
「サインをしてもらったらどうかな?」
と言ってくれましたが、あいにく写真だけしか無くて、
とりあえず写真にサインをしてもらったところ、
「テレビの視聴者プレゼント用の色紙が一枚余ってたな」
と、スタッフが用意してくれました。
そのあとで専務が撮影してくださったのが上の写真です。
そして写真で私が持っているのがその色紙です。
それにしても、
霊的に知らされなかったら会えませんでした。
それに、社長はじめスタッフの皆さんのおかげで、
少しでしたが、素晴らしい時間を割いていただくことが出来ました。
本当に感謝の気持ちで一杯でした。
しかし、
元気なピケに会えたのは、これが最後でした。
実はこの後、アメリカへ行ったネルソン・ピケ氏は、F1ではなく、インディーカーレースの練習走行で事故に遭い、レーシングドライバーの歴史に幕を閉じました。
その時の記事が下の写真です。
オートポリスのスタッフから、
「ピケが車椅子で来ているけど、来れますか?」
との電話がありました。
だが、
ナニーニについでピケまでもが
私と写真を撮った後で事故に遭い、
そのことを考えると、何故か申し訳ない気持ちで結局その日はオートポリスへ行きませんでした。
更にこの後、
私と一緒にサーキットを走行したレーシングドライバーが3人目の犠牲になり、
結局私もオートポリスから遠ざかるようになりました。