SAISEIGA ライブ!@松山サロンキティ | みつ光男的 だれだれ日記

みつ光男的 だれだれ日記

家族と過ごす何気ない日常と好きな音楽、プロレス、自作小説について。
更には日々の癒しとなるアイドルについてなども長ったらしく綴ります。

去る5月1日、愛媛は松山のライブハウス
「サロンキティ」で開催された
SAISEIGAが出演する
「Blue Dragon 【LEVEL ∞】」に参戦しました

出演バンドは以下の通り(出演順)
◇Lilia'luce
◇空蝉
◇crow crow
◇銀幕一楼とTIMECAFE
◇SAISEIGA
(出演順)

ぶっちゃけSAISEIGA以外は
全然知らないバンドばかり

と、言うことは純然たるメタルバンドは
SAISEIGAのみ?と言うのが

ライブ前の予備知識でした。

こちらは別の感覚で
存分に楽しませていただきました、

感想もまた後日。


そして17:30~開演!

SAISEIGAはメインアクト
大トリで20:20~の出演
ではライブレポの前に

ライブ開始直前の様子を少し…
この日、何と僕は最前列でした。

SAISEIGAを除く全ての出演バンドの
ステージが終わり

セット入れ替えのため一旦幕が降りると
会場がざわつき始める。

それまでやや閑散としていたフロアが
ざわつき始めるのを背中で感じ

振り返ると

確実に客足が増えている上に
演奏を終えた他の演者さんたちも
SAISEIGAを見ようと舞台袖に集結。

幕の向こうでは軽いリハのようなノリで
メンバーがそれぞれ音を出し始める。

僕は準備運動、とばかりに屈伸したり
腕や肩を回しながら膝を曲げると…


ボーカルのReganさんがステージに背を向けて
ステージ前の踏み台に腰かけてくつろいでたw
ちょとワロタ(笑)(笑)

その向こうでは
笑顔でドラムセット前に座る桐子さん、

Wakkunは穏やかな表情でエフェクターの確認

Katsukiさんはイカつい表情でウロウロ(笑)
⬆️こちらの印象はライブ後に一変しますw

ほ、ほんまもんやん(笑)

単身参戦だったにも関わらずライブ前に
現場でお話した皆さんとすっかり意気投合して

SAISEIGA開演前には
まるで旧知の仲のように(笑)

音楽が繋ぐ絆って凄いですよね!

そして幕が上がり
無人のステージにメンバーが順番に登場

「RIDE ON」で
SAISEIGAのライブは幕を開けました。
2022.5.1 20:20~
「Blue Dragon 【LEVEL ∞】」

【SAISEIGA 本日のセトリ】
01. RIDE ON
02. INSIDE
03. SAISEIGA
04. persona
05. Illusion
06. JUMBLE (新曲)
07. JOKER
08. FEVER
〖En〗
09. RIDE ON

ほぼアルバム「THE SUN」から
収録曲順にピックアップされた

ビギナーにも優しいセットリスト🎵

1曲目「ライドン」から

Reganさんの煽りが熱くて凄い!

ゴリゴリのOPナンバーに続いて
「INSIDE」のラップ感が心地よい。

そして
「私たちの自己紹介ソング!」で始まった

表題曲「SAISEIGA」

陰陽座で言うならば
「陰陽師」と言ったところかな?

ファンキーなイントロからラップパートへ
サビではメロウに

デスボイスからナチュラルへ変わる心地よさ。

聴き手のツボをしっかり押さえた
表情豊かな佳曲です。

客席で合わせるフリもあって
激しい曲なのに自然と笑顔になれる。

続くミディアムナンバー
「persona」で気持ちを落ち着かせ

あの曲のイントロが!

僕がライブで最も聴きたかった
「Illusion」
(メンバーのツイート返信でリクエストしたw)

この日はオリジナル音源よりほんの少し
テンポを落としてたような?
(それとも僕の耳がどうかなったのかw)

CDよりもヘビーで
グルーブ感に溢れてました。

続けて先月のワンマンで初披露された新曲

「JUMBLE」

あぁ、何だかパンテラっぽいなー、と思い
終演後Reganさんに
曲とバンドのイメージの話をすると

「パンテラ、(ベースの)Katsuくんが好きなんだよ」
とのこと。

終演後の特典会のお話はまた後日!
(こちらもライブに負けないくらい熱かった!)

そして畳み掛けるように続くラウドナンバー、

タオル(振り回し)曲があるとのことで
SAISEIGAのタオルも活躍した

「JOKER」
「FEVER」でライブは幕を閉じる…

はずでしたが

会場からの拍手に応えるかのように

異例のアンコール発動!!
再びステージに戻ってきたメンバー。

(K)「(曲を)決めてなかったんだけどなぁw」

(R) 「どっち演る?」

(K)「どのどっち?w」

(R) 「『RIDE ON』? or 『Go on』?」

(K)「じゃ、ライドンでw」


「それじゃ…これから始まります的な感じで
巻き戻してくよ、トゥルルルルルル…!」

Reganさんの一言で

何とOPで演奏された「RIDE ON」を
アンコールで再び聴くことが出来ました!

そして…

私は燃え尽きた(笑)

終演後、疲れて暫くその場から動けない
そんなライブは久しぶりでした!
(歳取っただけ?w)


そしてライブの感想を要約するなら

最高かよ!でした。

どちらかと言うと体育会系のノリw
それくらい体力重視のライブバンド!

約40分のステージ

この日で全て終わってもかまわない、
くらいの勢いで

"SAISEIGAの今" を惜しむことなく
全て出し切るような妥協のないパフォーマンス

僕がSAISEIGAをきっかけは
些細なものでした。

昨年購入したメタル雑誌「METALLION」を
パラパラと見ていた時、視界に入った。

「あれ?ゼックラ(絶対倶楽部)の人やん?」
女性陣お二人は元 絶対倶楽部と言う
バンドのメンバー

そこから音源を探し…たどり着き
ライブに行くまで要した時間は数ヶ月

お気に入りのバンドを見つけてから
現場に行くまでこんなに早かったのは

SAISEIGAが初めてかも。

陰陽座は聴き始めてから初ライブまで8年
あんきもに至ってはコロナ禍の影響もあり
まだ行けていない。

SAISEIGAのライブも恐らく関東圏なら
なかなか足を運ぶことは出来なかったはず。

ここ愛媛で出会えたのも数奇な運命
でもこの出会いは必然、

こんなスゲぇバンドがいるんだ!と
身を以て体験出来たことに感謝します。

ラストに各メンバーごとの感想などなど
まずは…

Regan (Vo.)

変幻自在の歌唱スタイル、金属的デスボイスは
Dir en greyの京さんを彷彿とさせた。
(昨日のライブで感じましたw)

高音の伸びも素晴らしいし
中音域にデスボイス、何でも来いw

煽りがカッコいいのにMCはおもろい
そのギャップもめちゃめちゃ良い!

強面メイクだけど実はかわいい(笑)

これまで僕が好きで聴いてきた
先人ボーカリストとはまた違うタイプの

新感覚のメタルDivaです。


Katsuki (Ba.)

SAISEIGAの屋台骨を支える最強ベーシスト

5弦ベースを巧みに操り、
その音は正に最強の一言。

初聴きの時ふと
OVER KILLのD.D.ヴァーニを思い出しました。

音の歪み具合や演奏スタイル、
いい意味でとても野蛮でエグい音ですね!

何か僕ごときが失礼を承知で書きますが
音の作り方、と言うか
"音楽脳"の部分でとても共感できますw

あ、ここでこのフレーズなんや、
的なところがw


Wakkun (Gt)

とにかくギターの音が好き(笑)
バンドのギタリストって
フロントでバリバリ弾くイメージですが

Wakkunは寡黙にテクニカルなフレーズを
サラっと弾きこなすタイプ。

前面に出なくとも音で存在感を示す、
そんな印象でした。

そしてどことなく奥ゆかしさすら感じさせる
バンド内のお母さんみたいな存在
(お父さんではなくww)

その印象は終演後にお話しさせてもらって
一段と大きくなりました。


桐子(Ds)

僕がバンドを聴くにあたって
最も重要視するのがドラムのスネアの音

その点においてSAISEIGA、と言うか
桐子さんのドラムの音は正に理想

ライブではいつも笑顔で
バンドの核となるリズム隊を支える。

非常に手数の多い正確なドラミングが特徴、
のイメージです。

それらも含めてバンド内の推し…ですねんw

まさかご本人とお話する機会が生まれるとは…
ほんま…惚れてまうやろー!
(いや、もう既に惚れてるww)


最後グダグダになりましたがww

この辺でSAISEIGAライブレポ、
締めさせていただきたいと思います。


唯一、心残りがあるとすれば…
「GO ON!」が聴けなかったことですねw

まあこれは

「次回の楽しみに取っといてくれよな!」

と言う、SAISEIGAからのメッセージだと
受け取ります(笑)

本当に楽しいライブでした!


コロナ禍まだ収まらない現状で
ライブに行くのは如何なものか?…

そう思われても仕方のないこのご時世で

正直、現場に行くことに対する不安が
今もまだ大きいのは事実。

それでも好きな音に身を委ね
拳を突き上げ頭を振る…

そうでもしていないと僕は
ストレスや抑圧で押し潰されてしまう。

こんな息がつまりそうな世界で
無になって存分に楽しめたことに
感謝したいです。

だからこそ僕は、いや誰もだと思いますが
コロナなんぞにゃ負けない!

ごちゃごちゃ言うヤツらに
何も言わせないためにも

この時期にライブ行くのかと言う偏見と
コロナには打ち勝ってやる!

その思想こそロックやねん(笑)
…ですよね?w

僕も趣味で楽曲制作をしていますが
物凄く刺激をいただきました

モチベーションも向上しましたぜ!!


ラストに…

このような素晴らしいイベントを
企画してくださったイベンターさん、

そしてSAISEIGAを始めとする
出演バンドの皆さま

本当にありがとうございました!

楽しい時間を過ごすことが出来ました。


SAISEIGAは本日、広島でのライブ

吉祥寺➡️松山➡️広島
怒濤の3Daysを無事完遂出来ることを
影ながら願っております。

そして"再生芽"と言う音楽の芽を
日本中に植え付け

全国に"毒の華"を咲かせて

更に大きくなって帰ってきてくれるのを
楽しみに待っています!

これからもSAISEIGA広報部
四国支部のひとりとして
(昨日勝手に任命式を済ませましたw)

SAISEIGAの魅力と魔力を
拡散させていければと思います。


実際、終演後に僕のツイートを見た
何人かのメタル友達から

「元ゼックラのバンドですか!」と言う
声が僕のところに届いてます!

最高のライブでした!
ありがとうございました!


テンション上がりすぎて
息子が迎えに来てくれるのに

ほとんどの道を歩いて帰ってしまったw
(約3キロw)

そして帰るとすぐにUnlucky Morpheusの
JillさんのYouTube配信を観たため
ライブ後ツイートが遅れたのは内緒ですw


【次回予告】
次回は終演後の物販及び特典会について!
まさかのメンバーとあれやこれやのトークが…

乞うご期待!



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