Mary's Blood ニューアルバム発売決定! | みつ光男的 だれだれ日記

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家族と過ごす何気ない日常と好きな音楽、プロレス、自作小説について。
更には日々の癒しとなるアイドルについてなども長ったらしく綴ります。

9月29日に

Mary's Blood(以下メアリー)の

6thアルバム、発売が決まりました!



原点回帰となる「HEAVY METAL」

そう高らかに宣言するのには
もちろん大きな理由がある、

バンド名をタイトルに冠したところに
大きな決意を感じました。

それはまだ記憶に新しい
前作「CONFESSiONS」

このアルバムを聴いた時は正直
呆然と言うか愕然としてしまいました。

「これがあのメアリー?」

プロデュースは元PINKの岡野ハジメ氏
メタル系のバンドも手掛けてはいるが

テクノ系のイメージ。

それを象徴するかのように
ヘビーなギターではなく

のっけから大々的に
シンセとストリングスの音色が
耳に飛び込んできた。

プロデューサーが変わるとかくもここまで
音が変わるものか?と…

いや待てよ・・・

確かその前のアルバム
Revenant」もプロデュースは岡野氏、
こちらは「ド」ハードな作品だった。

ならばレコード会社の意向なのだろうか?

とにかく
"これはメアリーの音じゃない"
これが率直な感想でした。

僕にとってメアリーの魅力、
セールスポイントと言えば

(いい意味で)
野蛮な肉食系のサウンド

その骨太な音世界を司るのは
SAKI(以下ちゃっきー)の激しいギターと
強力なリズム隊

そしてそれらを凌駕する勢いを備えた
アクの強いEYEの歌声。

それがこのアルバムでは
小綺麗になったと言うか
万人受けしそうな音に仕上がっていた。

ちゃっきーの速弾きも
もちろんフューチャーされてはいるものの

やはりギターの音が奥に引っ込められた、
そんな印象は拭えない。

悪くない、決して悪くないんです
良いアルバムなんですが

音圧が足りないと言うか
有無を言わせぬ破壊美のようなものが
あまり伝わってこない

何て言うか
いくらボリュームを上げてもまだ足りない
そんな感じで

それが「Revenant」との大きな違いでした。

Revenant」は傑作だった
ここに来てひとつの高みに到達した、
そんな爽快さすら感じました。

「CONFESSiONS」も決して駄作ではない
でも何かが違う、


この変化を何に例えればよいだろう…?

そう、例えばストリートの悪童たちが
王家から見初められ

王室のパーティーに招かれた際に

キレイなドレスに派手なメイクで
着飾ったような何とも言えない違和感。

その印象はアルバムのラストまで続き
後味のすっきりしない
消化不良を産み出しました。

少しでもボリュームを上げると
スピーカーがブッ壊れそうな前作収録の
「World 's End 」を彷彿とさせる曲は皆無。 


何があった、メアリー?

初期の「AZURE」や「SCARLET」の頃の
若さが垣間見られた時代を経て

メジャーシーンに飛び出し
「Countdown To Evolution」から
構築されてきた
その妥協無き鋼鉄サウンドは

儚くも消えてしまった、そう思いました。


いや、百歩譲ってこうも考えた

これはバンドが進化し成長する上で
必要とされるギアチェンジなのでは?

そんなグループの過渡期に
先人たちは「問題作」と言われる作品を
世に送り出してきた。


例えば
JUDAS PRIESTの「TURBO」
IRON MAIDENの「SOMEWHERE IN TIME」
SLAYERの「SOUTH OF HEAVEN」

ANTHEMの「GYPSY WAYS」
DEAD ENDの「GHOST OF ROMANCE」など

ここから更なる進化を遂げるための
第一歩であるなら受け入れられる。

が、そうでないパターンも
これまで幾度か体験してきた。

44 MAGNUMの「LOVE or MONEY」
EUROPEの「OUT OF THIS WORLD」

ならばメアリーの「CONFESSiONS」は?

その答えを自ら提示したかのように
ちゃっきーはNEMOPHILAに参加

もしやメアリーはここで…と
嫌な予感しかしなかったのですが

アニメのカバーアルバムを経て
ここで次作のリリース決定


しかも今回のプロデューサー
久武頼正さんは過去には「アニメタル」や
VOLCANOをプロデュースされている、

ならばメアリーの"メタル回帰"宣言も
最も、と頷ける訳で、

ならば買いましょうとも!(笑)


ちゃっきーもツイートの返信では

とのことw

期待に期待で待とうじゃないか。


どちらかと言えば今はNEMOPHILAでの
活動がクローズアップされているちゃっきー


僕もTwitterでリプ返をいただくきっかけは
やはりNEMOPHILAの話題でした。

この後もマツコさんの番組ネタを挟んで
比較的NEMOPHILAの話題多めw





いちファンの返信に答えてくださる
ほんまにマメな方なのです。

長年聴き続けている陰陽座にしても
Aldiousにしても

僕が惚れ込んでいるのは
音楽性のみならずその人間性も含めて。

SNSでやり取りが出来るから…
ステージで視線を送ってくれるから…

もちろんそんな
安っぽい理由だけではありません。
(それも嬉しいけどねw)

音楽ってやっぱりその演奏者の
人となりが表れるわけで
(ましてや自分で作る方々は)

全てが「カッコよく」あるべきなのだと
僕は思っています。

彼ら彼女たちは決して客席に向かって
「お前ら○○してんのかー!」
みたいな言葉遣いは一切ありません

ヘビーメタルは未だ偏見の多いジャンル

音が激しいと態度も悪く品位もないのだろう、
なんて誤解を招くことは多々ありますし

実際、そのようなスタイルのバンドが
存在するのもまた事実です。

どちらが良い悪いかは好みの問題ですが

僕はいくら音が激しかろうと
ステージでの所作や振る舞いは紳士たるべき、

そう考えています。


話が逸れましたが

9月29日、
僕がどのような感想をここで書くのか

やっぱりメアリーはメアリーだぜ!
こんな記事が書けるのを楽しみにしてます。

期待に期待のみつ光男です、
よろしくお願いいたします。