夢と現実の境界線のようなモノ「ゾンビ大会」③ | みつ光男的 だれだれ日記

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家族と過ごす何気ない日常と好きな音楽、プロレス、自作小説について。
更には日々の癒しとなるアイドルについてなども長ったらしく綴ります。

「サヤカさん!」

彼女こそアンナと共にこの施設へ潜入した

「キャプテン」サヤカ。
 
「サヤカさん、無事だったんですね!」
心配そうに駆け寄るアンナに向かってサヤカは開口一番
 
「アンナ、生きてたんやな!よかった…」
「サヤカさん、そっちは…」

「あかん、もう隣のショッピングモールが壊滅状態や、まさか連中の本当の狙いがあっちやったとは…」

「て、事は幹部のヤツらも…」

ショッピングモール?

イベント会場の隣に併設しているショッピングモールは

娘モモネと妻ミユキが買い物をしながら時間をつぶしている場所じゃないか。

「って、事はモモネちゃんと母さんが!」

血相を変えたシオンが一人、外に飛び出す。

「あ、待って!アンナはお父さん警護して、ワタシはあの子のとこに…」
 
「オレも戦います!、シオンも探さないと!」

その後の事は覚えていない。
 
 


気がつけば、無残な姿で横たわる娘と妻の変わり果てた姿を目の前にして
僕は半狂乱の状態で誰かに後ろから羽交い絞めにされていた。

「お父さん、落ち着いてください!」
その言葉が連呼されていた事だけは辛うじて覚えていた。
 
それが誰の声だったのかすら、既に僕にはどうでもいい事だった。

シオンの安否、行方すら知らぬまま、
そのまま僕は強制的にある病院へと搬送されて行った。
 
 
 
 

…と、いつもここで目が覚める。
 
 


何度同じ夢を見ただろうか、僕はこの暗い病室の中で

ただ起きて、寝て、食事をする、
そして繰り返される病院での入念な精密検査、
と言う変化のない日々が何日も続いている。

そして過去の記憶も全く何一つない。

家族、友人、それらにまつわる全ての思い出、
何もかもが僕の中から消え去ってしまった。
 
何故僕がこの病院にいるのかも、今の僕には何ひとつわからない。
 
この病院で退屈な数ヶ月を過ごした後、
ようやく退院して社会復帰した僕は

何故か唯一残っていた記憶、「音楽活動をしていた事」だけ覚えていたため

「昔取った杵柄」という事で
曲を作りながらボランティア施設で子供たちのために歌を歌う、
そんな活動で細々と生計を立てていた。

当然ながら毎日のように見る「あの夢」が実際にあったことなのか
実は「夢の話」だったのか、それすら見当もつかなかった。
 
ただあまりにもリアルな夢を何度も繰り返し見る…
 
その恐怖から逃げたい事もあって、敢えて「現実世界」へと「現実逃避」したかったのだ。


そんなある日の事だった。

僕は古びた一軒家で一人、作曲のため泊まり込みをしている。
何故かその古びた家は僕が幼少期を過ごした田舎の家とよく似ている。

遠い過去の記憶だけが少しずつ戻ってきたのかも知れないという
喜びと、何故か不安にさいなまれながら
それでも穏やかな日々を過ごしていた。

外の犬小屋には
今までも「同じ」環境だったと思われる、柴犬が1匹。
しかしその犬小屋は子供の頃飼っていたスピッツの雑種の物とうり二つ。

意図的に過去と現在をリンクさせたような不思議な環境。

この周辺の風景は
まるで僕自身が子供の頃にタイムスリップしたかのような
懐かしい空気に溢れていた。

 
 
【みつ光男の解説シリーズ③】
 

実際に見た夢では3人で武装して外に出る、ここで目が覚めたのですが

ここで「キャプテン」サヤカを登場させたのは

 

完全に僕の書いた「フィクション」です。

 

その方が後に続くストーリーに広がりが出ると思い

勝手に付け加えましたw

 

そして次章「夕焼けのブランコ」の冒頭部分へと

ストーリーが続いていきます。

 

この「恐怖の夢」は「ただの夢」だったのか、それとも…

物語はまだまだ続きます。

 

昨日はYNNで24時間、やってましたねー

個人的にあんちゅのドラクエがw

 

いくつかは動画でチェックしたのですが

やっぱり格別なのは「BⅡ忘年会」

 

なぎさの

「公演中のおならをみおりんに押し付ける事件」告白

のくだりがまあ、爆笑でしたw

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NMBじゃないと、こんな話、できんよなーw

しかも、なぎさがこの話w

 

あとは「激辛うどん口移し」wヤバいw

百花と三田さん、大丈夫かーww

 

そして「ここ天」公演の千秋楽…

 

一つの時代が終わって、また新しい時代が始まるんやな。

 

陰陽座も本日、大阪ライブですね。

ライブに行けない今回はとにかく「忍の一字」で

次回への助走期間にしよう♪