そして、続きます。
「祝!卒業記念!! NMB48 小谷里歩を語る 前編」
よろしければこちらもご参照くださいませ。
僕がりぽぽ推しになった最大のきっかけ
それは
「チャレンジ48」の中の「お化け屋敷で48」という
コーナーだったのですが
それ以外にもりぽぽのキャラクター全開だった
「バンジージャンプで48」
「マリンスポーツで48」
「激辛商店街で48」
「お化け屋敷で48」での
僕の最大の笑いのピークは
「はるちゃん、囲まれたー」からの「怖かってん、大人の事情がー」でした
でも、ただ面白いから、と言うわけじゃなかった。
最初は笑いながら観てるんですが、
気がつくと何故かもらい泣きしてしまってる。
何、この感情は?
こんな感覚、今までなかった。
『オレはこの娘を推すためにNMB48と出会ったんだ』
根拠のない自信のような思いがこみ上げてきて
その日以来僕はりぽぽ推しになったのです。
りぽぽの魅力は「ヘタレ」ではなく
そのヘタレ具合の中に秘められた優しさ。
それは別のお化け屋敷シリーズで垣間見れました。
井戸で首を吊っている人形に
「止めてあげた方がいいと思う」と言ったり
2度目のバンジーのコーナーで飛べなかった後に
「もうテレビに映る資格ないです」と泣き崩れて
さや姉に抱きしめられる場面
普通なら爆笑する場面なのに
番組内で号泣していたりぃちゃんと同じくらい
僕は正に滂沱の如く涙を流しながらそんなりぽぽを観ていました。
で、時々ちょっとガラの悪い言葉遣いになる
「わるりぽ」もまた、よいw
ジェットコースターで48秒でストップウォッチを止める企画の時
みんなから責められると
「48秒で止めたらええやんけ、お前がよー」と
(木下)春ちゃんに凄む表情がまたいいw
その後も
シングル「らしくない」での「小谷里歩独演会 総集編」
ようやく手に入れた「ヘタレ返上対決」
それからと言うもの
僕は「りぽぽ推し」です、と誰憚ることなくブログにも書くようになり
「なんば箱推し」の「小谷里歩 単推し」となりました。
申し訳ないけどそれまで最大の推しメンだった
AKB48のわさみんでさえ、りぽぽの前では影を潜めてしまいました。
(わさみん推しの皆さま、本当に申し訳ない!!)
その後
SKEとの「ドッジボール対決で」で生まれた
伝説の「小谷待ち」
ウソ発見器でのまーちゅんとの対決で
「パンツ2枚重ね」の話(「高嶺の林檎」の特典映像の中でも話題になってた)
「作文対決」でカミングアウトされた「貧乏生活」
そして、
僕自身もりぽぽの代名詞である「お数珠」を身につけるようになり
我が家にも柴犬いちごがいますので
犬好きなところもやたらと共感でした。
そして遂に僕は
「実際に目の前でりぽぽを見てみたい」と思い始め
公演も考えたのですが
噂ではチームNの公演の競争率は半端ないと聞いていたので
それなら確実に会える「個別握手会」へ行けばいいと
そう思うようになり
長男も誘って
昨年の11月の握手会を思い立ったのです。
そして握手会を2ヶ月後に控えた9月の事。
小谷里歩 卒業発表
これから何回も会える、そう思ってた矢先の出来事でした。
そりゃ、凹みますわなw
それからの2ヶ月はあっと言う間でしたが
卒業発表後に
僕にとって初めての握手会、それからの卒業、と
数ヵ月の『気持ちを整理する期間』があったのは
僕にとっては非常に助かりました。
それを考えると(近藤)りぃちゃん推しの人は
戸惑いの中で当日を向かえ、
まだその現実を受け入れられない、
そんな方も多いのでは。
10月の5周年ライブ、初日は「りぽぽDAY」となり
この時も写真集出版イベント同様
「行けばよかった」と後悔。
でも、もし行ってたら
どうなってたやろな(笑)
盟友まーちゅんと歌った「友達」
そして「君と出会って僕は変わった」
もう号泣必至で、ステージなんて見えなかったかもね(笑)
そう、まるでそれは僕自身が
「君と出会って僕は変わった」でした。
大人になってしまい、
中学高校の頃バンドやりながらおニャン子が好きだった
そんな話は過去の事で
この歳で「アイドルが好きだ」と言えば好奇の目で見られ
「ヲタク」だ何だのと嘲笑される。
それは家庭の中だろうと職場だろうと
街を歩いていても、例えネットの世界でも同じこと。
なので本心を隠して、外では何食わぬ顔で生活。
僕は数年前、家族の影響でK-POPも聴くようになり
そこで出会ったのがKARAでした。
その後、AFTERSCHOOL、T-araと流れて行ったのですが
K-POPアイドルは日本と比べると
若干アーティスティックな要素が感じられはしたものの
その頃でさえ僕は多少の抵抗を感じながら聴いていました。
友人や職場の人に
そんな話題もする事はありませんでした。
もちろん
その頃から、いえもっと前からAKBの事は知ってましたが
そこまで魅力を感じてなく
個人的に推してるわさみんや他、数人のメンバーの事が
気になる程度なのと
たまに中古でシングルを買うくらい。
それがNMB48と、りぽぽと出会った事で
全てが変わったのです。
今や僕は職場でも、メタルだけじゃなく
「NMBが大好きです」とフツーに話してますし
スマホの待ち受けを見られるのも
全然抵抗ないし、何なら
更衣室のロッカーにはりぽぽがいたりします(笑)
すると不思議な事に
「実はですね…」と賛同する人まで職場には現れ(笑)
その人が実はバンド系も好きだったりして、
今までそんなに話したことがなかったのに
急速に仲良くなったり
全てはNMBとりぽぽのおかげだと思うのです。
実際、昨年の握手会以降
ブログの中でもなんば推しやわさみん推しの方と新たに交流が生まれ
友人の幅も広がりました。
(あ、もう僕の中では皆さま、勝手に仲のよいお友達になってます(笑))
これまでテレビで観てるだけだったのを
「実際に会いたい」と思わせて行動に移すきっかけになったのは
間違いなくりぽぽのおかげです。
おかけで今は誰と話をする時も
自分の事を
「僕はアクティブでアウトドア志向のヲタクなので」と
決して自虐的でなく、笑って話します。
こうして僕にとって
「最初で最後」となるりぽぽとの握手会が近づいてきました。
ただ、世の中は好事魔多し
これを陰陽座的に言うなら「月に叢雲花に風」と呼ぶのでしょう(笑)
握手会2日前に僕が巻き込まれた
トラックからの落下事故。
それをたった1日で普通に歩けるまでに快復させてくれたのは
他ならぬ、りぽぽと握手がしたい、話したいと言う
とてつもないモチベーションでした。
「りぽぽに会いたい」その一心が
全ての痛みや苦痛を軽減したのだと
今でも僕は、そう、思っています。
もちろん握手会に行った全てのメンバーからも力をもらいましたけどね。
おそらく、ですが
もしもあのタイミングで握手会がなければ
長期で伏せっていたかも知れないし
原因となった相手を恨んだり憎んだりしていたかも知れない。
それを思うと、やっぱり
あのはんなりした優しさのある
りぽぽから力をもらい
無駄な争いや嫌悪感を芽生えさせなかったのだ、と
大げさではなくそう思うのです。
そして迎えた今年2月4日の卒業公演。
僕なんて長年のりぽぽ推しの方に比べると
期間にしてほんの1年半くらい。
NMB48の活動期間の中で
推し期間は3分の1程度。
公演もライブも行けてない。
でもこの1年ちょっとは
僕にとって「青春時代」再び、と思えた時間でした。
またこうして10代の頃みたいに
バンドやアスリートではなく
アイドルを熱烈に応援する、そんな日が来るとは夢にも思ってませんでした。
りぽぽに関して
まだ観れてない映像やDVDもたくさんあります。
これからは嫁入りした娘の思い出に浸るかのように
昔の番組やライブなんかも観ていきたいなと。
そう、僕にとって
りぽぽは卒業しようが結婚しようが
「永遠の推しメン」に変わりはないのです。
今でも思い出します
Twitterで最初にフォローしたNMBメンバーは
りぽぽでしたし
昨年5月の写真集出版権を賭けた
755のウォッチ対決では指がつるくらいウォッチを繰り返し、
圏外から巻き返してランクインした昨年の総選挙。
僕はたった1票だけですが、投票しました。
特典映像の「ヘタレ返上対決」が収録されてる「僕らのユリイカ」を
ブックオフで見つけた時の喜び
↑新品買えよ!
1枚は大阪、1枚は新居浜やったなあ(笑)
全ては「総選挙で左後ろに映っていた謎の美少女」から始まり
(実際にネットでこう言われてました)
「お化け屋敷」で確立されたのです。
「ユリイカ」と言えばりぽぽのビジュアルの劇的変化は
ちょうどシングルで言うなら
「僕らのユリイカ」から「高嶺の林檎」にかけて、だなあ。
でも、そのどちらも
紛れもなくりぽぽですが。
そして今、りぽぽが卒業して
『いないと実感する時あるある』
「ゆっぴ」こと山口夕輝ちゃんTwitterで
公演前の様子を
「はじまりそう」と言うツイートで画像upしてくれるのですが
ここで、今でもりぽぽを探してしまう。
いるはずないのにね(笑)
そしてまだ推し始めの頃、
歌番組出演の時に
ポジションは大体同じ場所が多いので
そこで一番背の低い娘を探す。
するとすぐにりぽぽが見つかった。
それもこれもできなくなるんだな。
本当なら卒業後、姿が見れる可能性を求めるなら
リクアワの開催を待ち、
「俺らとは」
「何度も狙え」
「砂浜でピストル」あたりに投票して
どこかでサプライズを期待して観に行く…
そんな選択肢もあるのでしょうが
何かそれって僕の本意ではない気がするんです。
そんな感じではなく、もっともっと
再会はドラマチックじゃないとね。
女子のビジュアルに関して
ほとんど意見が合わない長女が決してお世辞ではなく
(そもそもお世辞言う人ちゃうし)
「りぽぽがNMBの中で一番かわいい」
と、言い
長男は僕の様子を見て
「ほんま、どんだけ好きやねん」と呆れ
卒業発表後に体調不良になった僕を見て
「そんなに推してるんなら(仕方ない)」と
笑った嫁。
家族の理解があっての
なんば推し、りぽぽ推しだったんだなと
改めて実感しています。
最後にりぽぽの握手会で発見したこと。
いつもテレビでも画像でも左側が映るので、あまり目立っていないのですが
右から見た時に見える、右の頬のほくろ。
実はこれがりぽぽの最大のチャームポイントだったりします。
実際に見たりぽぽは
テレビで観るより目がクリクリしてて
冗談抜きで目の中に吸い込まれそうでしたw
(またまたゆきつんカメラからお借りしました)
以前、ネットで言われてた
「握手会の反応が薄い」
「人気が出るためにはもっと握手会でも弾けないと」
そんな声は
ヘタレでリアクションの大きさに期待してる
ファンの思い込みやエゴの一つであり
本来のりぽぽの良さとはまた別のモノだったんだなと
実際に握手をして感じました。
「何や?このほんわかした感じは」
これが僕のりぽぽの最大の印象でした。
貧しい家庭から一転して
きらびやかなアイドルの世界に足を踏み入れた
小谷さん
それはまるでボロボロな服を着て生活してたのに、
ある日白い馬に乗った王子様と出会ったシンデレラの現代版のような話で
そんなりぽぽは
まるで「怖がりなシンデレラ」でした。
このフレーズ、よろしければ記憶していただいてたら、
いつか忘れた頃にまた登場するかもですw
貧しいと言えば乃木坂の「ななみん」橋本奈々未ちゃんも
裕福な家庭ではなく
それを知った時に長男から
「ま、同じような境遇の人を推すもんやね」と笑われたw
…握手会でりぽぽから言われた
「また来てや」
実はそれは卒業公演でもなく、次回のリクアワでもなく
また何か別の形でりぽぽと再会する、
そんな予測不能な未来を予感させる一言なのかも知れません。
現在、NMB48の中で「単推し」と言えるメンバー
りぽぽ卒業後、未だ現れていないし、全く予測もつかないのですが
でもNMB48への思いは褪せる事はありません。
僕は今でも元おニャン子クラブの高井麻巳子さんが好きです。
りぽぽも同様に、僕が還暦にもなった頃でも
まだ今と同じ気持ちで「お化け屋敷」なんか観てるんだろうか…
そんな事を考えては、ちょっと吹き出したりしながら
「砂浜でピストル」のMVなんか観たりしてます(笑)
これからも僕の部屋にはりぽぽグッズは現存しますし
それどころか近々「あるモノ」も届く予定です。
これで僕がりぽぽについて語りたかったことは
後悔なく語れたかなw
僕は「小谷里歩 神推し」と言うよりは
これからも「小谷里歩 永遠推し」でありたいと思っています。
いや、「小谷」じゃなくこれからは「三秋里歩」推しだなw
きっと改名にも「しっくりこない」以外に
大きな訳があったんだろうな。
全国のりぽぽ推しのみなさま、若輩者がりぽぽを語り過ぎて
失礼いたしましたw







