昨日、長男の通う中学校で
「少年式」という行事がありました。
これは愛媛県が「少年の日」と言う日を定めて
14歳になった時に大人への自覚を促す中学校での行事です。
僕は中2の時、兵庫県に住んでたので
少年式は愛媛に転校して初めて知りました。
実は
愛媛県が全国に先駆けて始めた行事なのだそうです。
冒頭の校長先生の話は
「365日の紙飛行機」の歌詞を抜粋して
その内容をモチーフにした話とか
少しずつ成長していく心理を後押ししくれるような
そんなスピーチでした。
家ではこんな父親の
ちょっとひねくれた感性にwww
接している長男ですが
校長先生の話を聞いていると
純粋な真っすぐな教育を
しっかり受けてるんだなと改めて思いましたw
僕から学ぶ感性と学校で学ぶことがちょうど中和されて
長男オリジナルの個性が育つといいな、と。
その後、生徒たちが自ら作詞作曲した歌を歌いました。
今まで長男の中学ではJ-POPの曲で
アンジェラ・アキさんとかいきものがかりの歌なんかを
歌っていたらしいですが
今年はオリジナルソング
しかも作曲したのは
うちの長男だとwww
作曲の依頼を受けていたのは聞いていました。
以前、部活動のテーマソングを作ったのを知っていた
学年主任でテニス部の顧問の先生が
「○○(長男)が曲を作ってみたら!」
と音楽の先生に推薦したのだとか。
曲は思いのほか、よく出来てましたw
(親バカかいw)
長男曰く
「最初に作ったのがマイナー(コード)だったので『暗い』言われて作り直したけど、
ありきたりな感じになってしまった」とw
その後、自分の事を書いた「自分史」を
各クラスの代表の生徒さんが読んだりと
1時間くらいの式典でした。
自分史を生徒から保護者へ贈呈する時に
話の途中で感極まって女子の生徒さんが泣き出したり
と、本当にほっこりした雰囲気の中
式は終わりました。
長男の通う中学、クラスに一人二人はいる
やんちゃな子が一人もいない、
優秀、というよりは純朴な学年だなと。
式の後、作曲した長男と作詞した女子生徒さんが呼ばれ
テレビ局の取材を受けていました。
少し離れていたのでよく聞こえなかったのですが
「将来は好きな音楽をやっていきたい」と
言うような話をしてたみたい。
「よ!有名人!!」と声をかけると
照れくさそうに笑ってましたw
少し長男と話した後、校長先生も直々に僕のところに来てくださり
数年前に通っていた長女の話も含め、長男の話も聞かせていただきました。
その後、展示してある
長男の『自分史』を読んでみました。
家族紹介のコーナーがあり
『(母) 怒ると怖い。宿題しないと怒られる。』
に、爆笑w
僕の事は
「NMB48が大好きなのに、洋楽のロックにやたら詳しい。
いつもふざけてるけど勉強はできる。
音楽が好き。
昔、不良っぽい感じだった。」
ま、当たらずとも遠からずですがw
ここにNMBの事、書いたんかいーwww
家族のところを読んでいると
「あー、こんな風に思ってるんだな」と
新しい発見もあったりして、何だかほのぼのとしました。
別のページも読んでると
「音楽をやっていい曲を作りたい」
『6年後の自分は何してる?』のところには
「世界的にも有名なミュージシャンになりたい」
音楽への熱い思いがそこかしこに
綴られていました。
長男、
今まで目指すモノもさほどなく
打ち込めるものも無かった事を考えると
「夢がある」というのは
勉強はそこそこでも立派なもんだと思いました。
やりたいこと
さあ やってみてごらんよ
無我夢中
憧れてた夢が そう現実に…
(「初めての星」より)
僕が中2の頃なんて親や先生に言われるままに
あれやこれやとやらされて
自分の夢なんて考えた事もなかった。
僕も長男が夢に近づく手助けができないだろうか。
いや、それはもしかしたら
長男だけじゃなく僕自身の夢なのかも知れない。
今からでも遅くない。
長男ともども夢を追いかけようかなと。
並んで一緒に探すんじゃなく
別々のルートでも困った時はそっと後押しできる、
そんな存在になりたいなと
改めて思いました。
長男の自分史、また持って帰ってたら
ゆっくり読ませてもらいますw
長男はもちろん僕も近々大きな決心をしようかと
そんな気持ちにさせられた式典でした。
で、
今日の1曲w
(お借りしました、ありがとうございます)
黒夢 「少年」
素直で純粋、と言うよりは
やっぱり僕にはこっちの方がいいかもw
長男に触発されて、刺激を受けて
みつ光男、今年は「動く」ってよw