今日の1曲 21 「街は今日も雨さ」     by SION  | みつ光男的 だれだれ日記

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家族と過ごす何気ない日常と好きな音楽、プロレス、自作小説について。
更には日々の癒しとなるアイドルについてなども長ったらしく綴ります。

11月ですねー

松山は昨日からずっと雨です。
「雨」と聞いて、僕はこの曲が一番に頭に思い浮かびます。

「街は今日も雨さ」

いつ聴いても、どんな気持ちの時に聴いても
聴けば泣いてしまう曲なんて

そうそうあるもんじゃない。

この曲はそんな数少ない曲の一つでもあります。


(お借りしました、ありがとうございます)

SION    「街は今日も雨さ」
メジャーデビュー盤のアルバムに収録されてる
バンドっぽいアレンジよりも
こちらのアコースティックの方がやっぱり好きです。


SIONと言うシンガーは
お世辞にも決して歌が上手いわけでもなく
なのに、心の中を鷲掴みにされたような

ガツンと胸に響く歌を聴かせてくれる
シンガーです。

「痛い」のに「温かい」、それは昔気質な
学校の先生のようであったり

言いたい事を言い合えた
子供の頃からの気の置けない友達に会ったような

そんな感覚になるのです。

好き嫌いも当然あるだろうし
受け入れられないと言う人もいらっしゃるでしょう。

ただ、僕は彼のしわがれた声が聴こえる度に
「忘れかけていた何か」を思い出します。

大学に入って数ヶ月の頃、バンドやりながらアルバイトして
学校に通う毎日

今の自分に何となく不安を感じていた
4畳半一間の下宿の小汚い部屋の中。

突然降り出した雨。

そしてこの曲が流れた時
僕は一人でボロボロ涙流しながらこの曲を聴いていました。

90年代の初め、
僕がブルーズにどっぷり浸かっていた時期
彼の唄を何度も歌い、

歌いすぎてw

僕自身がもう一人のSIONになったんじゃないかって
そんな時期もありましたw

あの福山雅治さんも彼の大ファンだそうです。

そして僕も彼が好きすぎて…

僕の家族の名前を知ってる方なら
我が家には一人、SIONが存在することを
ご存知かとw

久しぶりに今日は出勤の時にSION聴きますわw
まだ、街は今日も雨なので…

例えどんなに退屈な日常でも

例え
今日が昨日の繰り返しでも
明日が今日の繰り返しでも…