乃木坂ドキュメンタリー映画からの、高知こぼれ話 ④ | みつ光男的 だれだれ日記

みつ光男的 だれだれ日記

家族と過ごす何気ない日常と好きな音楽、プロレス、自作小説について。
更には日々の癒しとなるアイドルについてなども長ったらしく綴ります。

そして長々と7月まで遡った
乃木坂ドキュメンタリー映画からの「高知エピソード」もいよいよ最終章。


映画鑑賞も終わったおバカ父子はイオンモールを後にして

向かった先は…やっぱりブックオフwww



「閉店ギリギリ」

長男にイオンでご飯食べるかどうか確認したら
「いやー、外でええやろ」

どうも店内だと値段が高くつくってのと
早くブックオフに行きたいらしいw

イオンを出たのが9時半過ぎ。

まあ、最悪10時半に高速に乗れば
日付が変わってすぐくらいには帰宅できるだろうと

時間はまだ余裕がある…はずだった。
まずは行きに行けなかったブックオフの「高知駅前店」を探すことに。

駅に着いてお店を探すも全く看板が見えない。

「ほんまにここにあるんかな?」と
車を停車。

「ここに停めたらマズいかな」と
駅のちょっとした空きスペースに停めて駅周辺を歩く。

スマホの地図が示しているのは…改札の方向。

「ここ、入っていくんかな?」と長男

「いや、これ入っても駅の中やで、絶対この周辺や」

それと同時に長男は車の心配もしていた。
「あそこに停めたままで大丈夫かな?」

「ええんやて、オレに考えがある」
近くに塾が見えていた。

もしも駐車違反的な事を言われたら
「塾帰りの息子を迎えに行ったらいなかったから探していた」
と言えばいいと、勝手な言い訳を考えるw

スマホの地図に従って改札周辺の外側を歩いていると…
ついに駅の裏側に看板発見!!!
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ブックオフやぁ~~~~~~~~~~w

気持ちは大急ぎなのに、道がわからないのでノロノロ。
正に僕たちは「せっかちなかたつむり」でした。

(お借りしました、ありがとうございます)

乃木坂46    「せっかちなかたつむり」


大急ぎで店内に入ると…
「まもなく閉店でございます」のアナウンス。

愛媛では『9月から営業時間が22時までになります』と
店内に案内があったのですが
既に高知では22時までの営業になっているらしい。

長男、大急ぎで探して
ここでも誰かのシングル買ってたw

僕は収穫なしw

そして閉店のアナウンス。

たった5分のためにここまで苦労したのかいなw
けど、まあお店も見つかったし長男は収穫もあったからいいかw

時間があればもう1件「高知インター店」にも行きたかったなと
言いながらいよいよ帰路につくことに。



後でレシートを見てわかったのですが
実は「行きたかったな」と話した「高知インター店」


実は映画を観る前に寄った2件目のブックオフが
「高知インター店」だった事が判明。

結局、映画がメインでブックオフ3件立ち寄るという
なかなかなハードスケジュールで

僕と長男は松山に戻る事に。

観光地も時間があれば行きたかったのですが
こんな「弾丸ツアー」も何かみつ光家らしくて楽しかったです。

そして軽めの夕食を帰り道のコンビニでゲットするために
立ち寄るはず、だったのですが…



「夕食調達からの…私は見てしまったw」

時は午後22時過ぎ。

僕と長男の高知日帰り旅行もようやく帰路になり
まずは高速に乗るまでに夕食の調達。

ここでさすがの長男、疲れか夜になって道が見え辛いのか
自慢のナビゲーションにも遂にかげりがw

少し迷いながらインターチェンジの入り口標識を見つけ
その前に夕食調達、と近くのコンビニへ。

それぞれ夕食を調達して車に乗り
長男が出発前に食べるので僕は少し待機。

ふと、前を見たその瞬間…

私は見てしまった…

コンビニの窓に映る謎の人影…

うわっ、お化けや
しかも着物?袴?姿でチョンマゲを結ってる感じ。

ヤバいぞー、こっち見てるやないか

これは長男に気づかれる前にここを立ち去らねば…





と、思った瞬間



コンビニの入り口逆側に何かある。


あ、どーもー



坂本龍馬さんw
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こちらのコンビニ、さすがに高知だけあって
入り口近くに「坂本龍馬」像を飾っている。


この竜馬さんがお店の窓に反射して写ってるのを
僕が勝手にお化けだと思い込んでw

真実が判明した事で
「あー、やっぱり高知だけあって坂本龍馬の像があるんやなー」と
まるで何もなかったかのようなみつ光男w

「坂本龍馬って誰やったけ?」
おい、長男大丈夫か?www
(お前も大丈夫か、みつ光男w)


せっかくなので龍馬さん、記念撮影してきましたwww


「音楽の話」

夕食も買い込んで、僕たちは無事に高速へ乗り一路、松山へ。

時間は夜の22時半過ぎ。
出発前に数時間仮眠したものの、やはり疲れはあるみたいで
眠気に襲われないように

いつもなら出かけると助手席で爆睡の長男が
あれこれと話題に乗ってくれて車内は盛り上がりトーク。

そんな中、一番の話題は二人で始めた音楽ユニットの話。

『曲作り』
ユニット名も既に考えていて、この日長男に発表。
なかなかユニークな名前なのですが、ご紹介はまた別の機会にw

曲は長男が作りたいと志望してるので一任して
長男が友達と計画してるバンドは歌詞も長男ですが

こちらでは全曲僕が歌詞書く予定。

歌詞に関してはまた機会がある時に、と思っているのですが
とかくありがちな
「どこにでもあるような言葉を繋ぎ合わせて、一つの曲にしました」
的な内容じゃないことは確かですw

毒もあれば愛もある、それでいてみつ光男にしか書けない
そんな歌詞を、スマホにメモ書きしてるのを
長男に見せる。

「これ、おもしろいなー、こういう発想があるかー」と
珍しく賞賛w

内容的には正に僕のブログのように
「どうでもいいような出来事を、大事件みたいに捉える」
そんな歌詞が多いですが、結構真面目なモノもある。

今まであれこれ歌詞や曲を作りましたが
オリジナリティと言う点に於いては
45歳にして最高のクオリティ、の自信ありですw
(あ、歳言うてもたw)

『もしもMステに出たら』

夢は大きくメジャーデビューw
長男に話すと「当然やろ」w
その自信、どこから来る?

曲とか活動拠点とか
基盤を固めるまで2年待って、と長男に話す。

まずはデカい会場でライブ、云々よりも「Mステ」に出たいというのが夢。
あれこれ話をしてると、
何だか本当にできそうな気がしてきたw

ここから僕の妄想が始まる。

11月の握手会でさや姉にバンドやってる話をして

Mステに僕らが出た時に(軽々しく書いてるなーw)
さや姉は既にNMB卒業してて
Mステにソロで出てて

タモさんに
「そう言えば、みつ光さんは山本さんと以前にお会いしたことがあるとか」
と、振られて

「握手会の時に『夢はメジャーデビュー』言わはったんですけど、ほんまにデビューされたんですねー」
とさや姉に言われ
「えー!覚えててくれてたんですかー」と答えるw

そんな事が実現したらすごいなーとw
長男が寝そうになったので別の話題にw


『予備知識で先入観を…それは洗脳とも言う』

僕が、友達に初めて聴いてもらう曲を渡す時
あれこれと曲やグループの説明を書いたモノを同梱して渡すことが多い。

これは僕が若い頃、動画サイトもない時代に
音楽雑誌から写真だけでインスピレーションを受けて
イメージを膨らませると言う、名付けて「自身洗脳作戦」w

いわゆる「予備知識」をインプリンティングする事によって
聴き手にあれこれ先入観を植え付ける

これを世では「洗脳」と言うw

ワタクシのお友達には、この体験させられた方
多いはずw

この「イメージ植え付け作戦」はこれからの僕たちの音楽活動には
欠かせない要素となり得るであろうと、話すと

「それ、だまされる人いてるんかな」と長男。

「いやー、これ『騙す』じゃなくて『巻き込む』と言った方がいいな」

さあ、巻き込まれる人、出てくるのでしょうかw


『売り込みはボクだ』

ユニットのキャッチコピーは
「寡黙な息子と饒舌な父」

このイメージをどこにいても貫く、と言うのが基本スタンス。
これ、ごく自然にふるまっていればみつ光父子の日常ですのでw

「ただ、曲作ったりライブやったりするだけじゃお客さんは増えんからな」

僕は元営業マンですのでw
話してナンボの仕事してたのを生かして

まずは売り込みを担当する、と。

「オレには出来んからお願いするわ」と長男。

売り込みや口コミ、宣伝、そのすべての営業活動は僕がやると宣言w
キミは音楽だけに集中してたらええからな、と

長男に言っておきましたw


さあ、これからどうなるみつ光親子の音楽活動w

その詳細は活動を本格的に開始したらくまなくお伝えします。


『究極のカエル系女子』

音楽の話が一段落すると、再び話は
行きでも盛り上がった「カエル系女子」の話に。

前回もあれこれ、僕の中のカエル系女子が登場しましたが
究極は誰ぞや?と言われると

3位   きゃりーぱみゅぱみゅ
2位   GO!GO!7188てバンドのボーカル「ユウ」さん
1位   料理研究家 森崎友紀さん

誰やねーん!と長男にツッコまれたw

森崎さん知らんのかいなw

黄金伝説なんかもよく出てるし、一番名前を知られたのが
ダウンタウンの年末恒例「笑ってはいけない」で
ココリコ遠藤がしつこく口説いていた女性、で一躍名を知られたのでは?

「もうカエルの話はええわー」と
勝手に終わらされましたw

「じゃ、ホンマのカエルの話しよか」
こちらも却下されましたw


『明日は部活 雨降らんかな?』

このままのペースでカエル、ではなく帰ると
帰宅は深夜0時半過ぎ。

明日も部活があるし、雨でも降らんかなーと長男。

車から空を見ながら
「これ、ちょっと曇ってるやない?明日雨降れー」

いやいや、空は満点の星空★ですがなw

間違いなく部活は中止になりそうにはないですw

こうしてエンドレスなトークの途中
川之江ジャンクションから松山道へも無事合流して

車は最後の休憩ポイント
「石鎚山SA」へ到着しました。


「最後の休憩~いざ家路へ」

石鎚SAまで帰ると、この時間帯なら家までは40分少々。
長男はかなりお疲れモードなのですが

日付が変わりそうな時間に
僕はここでようやく夕食タイム。

おにぎりとパンケーキと言う絶妙な組み合わせw
楽しみにしていたパンケーキ、中に入っていたホイップクリームが大量過ぎて
手にポタポタこぼれるw

「あー、もう手がネチャネチャやんかー」と文句を言いつつ
おかんの手作りパンの中に
一緒にあったお手拭きがまだ未使用のモノがあったので
たまには役立つおかんの親切w

出発する頃には長男、夢の中。
高知市内で頼れるナビゲーターとして活躍して
帰り道もトークに付き合って起きてたから疲れたんやろな。

実はこの行き帰りの車内で僕は
5日後に控えていた陰陽座ライブ、その時に
ブロ友さんにお渡しする予定で作成してたCDを試聴してしたのですが

ようやく聴き終わり、最後にテンション上げようと
NMBの曲を聴きながら帰る事に。

(お借りしました、ありがとうございます)

NMB48     「ドリアン少年」

「ドリアン少年」が流れる中、自宅を目指して再び出発しました。

そして12時30分過ぎに無事、家に帰ったのです。
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愛犬いちごも爆睡w

長男は家に帰ってから再びテンション上がったのか
すぎにバタンキューかと思っていたら
なかなか寝付けず、結局1時半くらいまで起きていました。

「『悲しみの忘れ方』に秘められた意味」

乃木坂ドキュメンタリーのサブタイトルである
「悲しみの忘れ方」

誰もが夢見るアイドル、芸能界
その世界で活動を夢見て、夢が叶い
アイドルとして活躍する彼女たちが「悲しみ」を忘れようとしているのか

映画を観るまではその意味を理解しかねていました。

そして映画を観てその意味がおぼろげながら
わかり始めました。

それは
メンバーそれぞれが抱えた「過去」や「背負ってきた十字架」。

あるメンバーは
小学校の終わりくらいからいじめに遭い
中学時代を「暗黒の時代」と言い

またあるメンバーは
ある日突然、不登校になり自分の居場所を存在意義を
自問自答し続ける日々との葛藤と格闘。

そしてまたあるメンバーは極度の人見知り
人と会って話をするのが苦手で、自分を表現できるのが
好きな絵画だけ。

自分がキライで、夢もヴィジョンもないまま
自分を追い込みながらオーディションを受けに来たメンバー

そして家族を安定した生活させてあげたい
ゆくゆく兄弟の学資を全額補助してあげたい、と宣言するメンバー

彼女達はこのキラキラした世界に憧れて
大いなる夢と希望を持ってこの世界に入った、と言うよりは

ここにしか居場所かなかった
ここでしか存在価値を見出せなかった

「悲しみを忘れ去るための場所」として
乃木坂へと導かれた、そんな気がするのです。

だからこそ「乃木坂46」は
「悲しみの忘れ方」を身につけるための場所であり

そのタイトルに込められた意味が少しずつ浮き彫りにされた、
そんな気持ちになりました。

思うに、僕が最初に乃木坂を見た時
とても華があって、美人揃いなのにも関わらず

その佇まいにどことなく憂いがある、
そんな気がしたのです。

それもきっと「悲しみを忘れる」ために
この世界に入った彼女たちから自然に発せられていた

オーラだったのかも知れません。

とにもかくにも
僕が好きなNMBとはまた違う意味で
「不思議な魅力」に溢れたグループだと思います。

そして「悲しみの忘れ方」を身に纏った彼女たちが
更なるステップへ進んでいくのを

見届けようではないか、と
そんな気持ちにさせられる映画でした。

少しでも興味の沸いた方は
DVDがレンタルされるようになったら一度ご覧になる事を
お薦めします。


「悪魔の作戦」の顛末

最後にw
僕と長男のあまりにも小さな「悪魔の作戦」の顛末を。

これは嫁から貰う1,000円の夕食代を
節約してCD代金の補てんに充てようと言う
正に「小さ過ぎる悪魔の計画」w

僕と長男が
松山へ帰る前にゲットした夕食にかけた費用が

二人で500円少々。
この時点で数百円が「浮いた」のです。

翌日
「かーさんにお金もらった?」
そう聞いてきた長男に対して

「これ、色々助けてくれたから小遣いにしたら」と
嫁から貰った1,000円のうち、500円を長男に渡しました。

「えー、パパの分無いやん」
「ま、がんばってくれたからな」

親としては当然以下の事かも知れませんがw
ケチで倹約家で有名なみつ光男が

自分の利益関係なく、ポンと小金を渡したのが
よほど珍しかったのかw

長男、喜んでましたw
(どんだけケチなオヤジやねん)

我が家は貧乏、とまで言わなくとも
そんなに裕福ではないし

出先で自販機でジュース、なんて最近は買ったこともなく
「買ってやー」言われても
買わない事が多いので(悲しい)

たまにこういう事すると、エラく喜ばれる。

もっとお金のある家庭やったら
子供たちにこんな思い、させないんやけどなと
少し自分を責めながら

次回のお出かけに思いを馳せることにしながら
この日帰り旅行を終えることとなりました。





7月のお出かけがようやく今になって完結、と言う
正にマイペースにも程がある僕のブログを

それでも「読んでやろうじゃないか」と
目を通してくださる方がいらっしゃるのは

本当にうれしいことです。

今後も時間の関係で
相変わらず「自分勝手な更新の行進」を続けると思いますが
どうぞ懲りずにお読みいただけるとうれしいです。

ようやく、高知日帰り旅行
完結と相成りました。

長文、長々と読んでいただき
ありがとうございました。