ちょっとホラータッチで世にも奇妙な夢 「ミステリーツアー」 | みつ光男的 だれだれ日記

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家族と過ごす何気ない日常と好きな音楽、プロレス、自作小説について。
更には日々の癒しとなるアイドルについてなども長ったらしく綴ります。

日曜日、松山でサザンオールスターズのライブが
あったんです。

な~に~!!
やっちまったな~!!

あ、「めざましテレビ」でね
特集みたいなん、やってましたよ。

職場の人やブロ友さんも行かれてたそうです。
何で今更、クールポコ(笑)


で、そんなサザンのライブ翌日に僕が見た
久々(ってほどでもない)ちょっとホラータッチの夢。


では、始まり始まり~音譜


シチュエーションは大学時代。

僕は友達のやまちゃん、進ちゃん(二人とも実在)と
旅に出ている。

物凄い田舎がの今回の目的地、目指す場所は○○村(覚えてない)
ここは昭和初期の風景をそのまま残した
まるでタイムスリップしたような場所らしい。

途中で車を停めて3人で村を目指す。
川が流れるトンネルのようなところを歩いていく、
周りはゴミやスクラップだらけ。

トンネルを潜り抜けると
そこは正に昭和の村。

もんぺのような作業着を着た女性や
天才バカボンのパパのような服装の男性が
農作業をしている。

それはまるで博物館の動く展示物のように
一定の動きを繰り返していて

僕たちはそれを物珍しそうに眺めながら
村の中心部へ入っていく。

この村のメインスポット、「大焼香場」へ行くためだ。
○○村に行くならぜひ、ここへ行くように
やまちゃんがゼミの先生から聞いていたらしい。

その「大焼香場」へ行くには
再び、下水道のような人口のトンネルのような洞穴のような所を
潜り抜けていかないといけない。

薄暗く、じめじめした通路を抜けると
開けた場所へ出てきた。

目の前に一段高い感じで煙の昇っている場所がある。
これが「大焼香場」らしい。


ここで僕は前からやってきた「青い長そでシャツを着た男」とすれ違い
彼はすれ違いざまに僕の膝を軽く蹴った。

カチンと来た僕に向かってやまちゃんが
「偶然かも知れんから怒るな、みつ(実際に『みつぅ~』と呼ばれてましたww)」
と、言われその場をおさめた。

そして3人は「大焼香場」へ向かう。

そこはその名の通り、巨大な
焼香をする場所だった。

仏壇に線香をお供えするような入れ物の巨大版。
池の大きさほどもある壺のような入れ物の前で
子供たちが線香を片手に歩き回っている。

この子たちは幼くして命を落として
行く当てもなくここで線香を供えながら暮らしているのだと言う。

まるで「恐山」と「賽の河原」が合体したような場所。

(お借りしました、ありがとうございます)

人間椅子    「賽の河原」
懐かしい映像ですなあw

夢の中ではこの曲のようにおどろおどろしくはなく
子供たちは笑顔で歩き回っていたのですが
何故か明らかに「この世のもの」ではないとわかってしまうのです。


ここで僕たちは「線香アート」なるものをする。
僕がやっているのは
おやつの「カール」を線香の火で溶接のようにつなげるという
よくわからない行為ww

子供たちが不思議そうなそれでいて興味津々な顔で僕を見ている。

進ちゃんは「ちびまる子ちゃんの○○が出来た」と
自慢そうに見せてきて
子供たちが喜ぶ。

やまちゃんが言う。
「花火が上がると、歓迎されててその日はめっちゃラッキーなんやて」

そう言った矢先、目の前に見える山の上に
大きな打ち上げ花火が3発、まだ明るい空にはっきりと見えた。

するとやまちゃんはそれが合図のように
「ほな、行こか」
と、僕たちを促す。


名残惜しそうな子供たちに後ろ髪引かれながらも
僕たちは「大焼香場」を後にする。

子供たちが言う。

「よかったら、あの山にも行ってみてくださいね」

僕たちはその言葉に従うように山のある方角へと進む。
また、洞窟のような暗い道を潜り抜けると

目の前に飛び込んできたのは
廃墟となったマンションか病院のような建物。

全ての窓が半分開いている。

僕たちのいる場所からは見えないが
明らかに全ての窓から不気味な視線を感じる。

すると目の前にまたあの「青い長そでシャツの男」が現れ
何かブツブツ言いながら再び、僕の膝を軽く蹴った。

今回、僕はそれを無視して
「やまちゃん、山はあっちの方角ちゃうん?」

するとやまちゃんが
「みつ、あっちへ行く時間はもうないで、日没までにこの村を出なあかん」

(光)   「ほな、あっちへ行かな。さっき向こうから来てんで」
(や)   「みつ、俺聞いたんや」

やまちゃんが言うには
この村から出るには来た時の道をそのまま引き返すと
帰れなくなるらしい。

別の場所に非常口のような出口があるから
そこから出ないと…

(進)     「あ、『あいつ』みたいになるんか!」
(光)     「『あいつ』って誰やねんな?」

あいつとは「青い長そでシャツの男」
彼は仲間を増やそうと、ここに来る人へちょっかいを出し
追いかけさせることで同じ方向へ向かわせ、
同じ目に遭わせようと企てているらしい。

彼はこの村に紛れ込み、来た道を同じ道から帰ろうとしたため
村から出ることが出来ずに、
一生、死ぬことすら許されずに
この村の中をぐるぐる歩き回る運命になったのだ。

世にいう「神隠し」とは全てこの村へ紛れ込んだ人だと
やまちゃんが言う。

じゃ、何でこの村へ行く事にしたのか聞くと
ここに来れば「思い出」を取り戻すことが出来るのだと言う。

(や)   「俺、先生から聞いてん。思い出を取り戻すとささやかな幸福が得られるんやて」

それなら子供たちと遊んだりしないで、素通りして行けばいいのにと言うと
あの子供たちが「鍵」なのだと。
子供たちと関わらずにこの村を出ると、良心の呵責にさいなまれて
一生罪の意識を背負いながら生きていかなければならないらしい。


とにかく無事にここを出ようと非常口らしき場所を見つけると
村を脱出。

何故か目の前に今日の宿が現れる。

3人同じ部屋なのに、入ると3ヶ所に分かれている。
僕が入った場所は…

何と、子供の頃住んでいた兵庫の家(ほんまに住んでました)と
同じ間取りの部屋。

当然、どこに何があるか鮮明に覚えている。

トイレの窓から田んぼが見えた事も…
そのトイレの窓からカメが見えて捕まえに行った思い出も…

懐かしさに涙が込み上げてきて
泣き顔のまま3人で再び合流する、3人とも泣いていたww

ここは「思い出しの間」と言うらしい。

いつの間にか朝になっていて
さあ、帰ろうと外に出ると見た事のない通りに出てきた。

目の前に廃墟と化したコンビニがある。
その店の前には「あばら家サン○ス」と書かれている。

こんなのあったかな?と
更に歩いていくと踏切があってその向こうに再びコンビニ。

中に入ると何故かバイキング形式で商品が売られている。

「ここは何やろ」と看板を見ると
「セ△ンイレ●ン ビュッフェ形式」と書かれている。

何じゃこりゃ、と3人で引き返す。

この辺りはどうも、大学のある下関周辺のようだ。

記憶を辿って下宿の方へ向かうと
再びコンビニ。
中に入ると何故か本しか置いていない。

確かに看板には「図書館ロー●ン」と書かれていたw

さっさと下宿に戻ろうって感じで道の向こうにある
大きな門のようなドアを開けると
古い家の裏側に出てきた。

3人で雨どい伝いに屋根に上り、
瓦で足を滑らしながら家の正面に出ると
そこが僕たちの住んでいた下宿の前だった。

と、ここで目が覚めました。


一体何の夢かわからないまま起きたのですがww

繋がりあるよなないよなwww

夢の中で色々と懐かしい景色を見れたのは
あの「子供たち」のおかげだったのかも知れないなあ、と

今になると思うのです。

しかし不思議な夢でした。
疲れてるんやろか(笑)