大抵この時間の電話は長男の友達からなので
(光) 「お~い、電話やで~」
(長男) 「はいはい~」
電話に出た長男、どうも様子がおかしい。
友達からではないようだ。
ひとしきり話した後
「誰からやった?」
「ばあちゃんからやね、今から来るって」
この場合の「ばあちゃん」とは近くに住んでいる嫁の母親。
そこへウォーキングから帰って来た嫁、
「ばあちゃん(嫁のお母さん)から電話やて、これから来るって」
(嫁) 「そうなん?、何の用事やろ」
と、電話をかけ直す。
(光) 「何か食べるモノ持って来てくれるんかな~?」
(長女) 「この前も持って来てくれたよ」
すると嫁のお母さんからは意外なひと言が。
「電話、かけてないけど」
え???
それじゃ、さっき長男と話したのはいったい誰だ?
我が家の電話番号は近くにある老人ホームと番号がよく似ていて
たまに間違い電話がかかる事がある。
もしかしたら長男は間違い電話でかかってきた
見ず知らずの「おばあさん」と話していたのかな?
それとも…
先日「歴史秘話ヒストリア」と言う番組で
「遠野物語」が紹介され、妖怪や霊的な話を聞いたばかりで
昔、同時刻に亡くなった人から突如電話がかかってくるとか
離れているのに亡くなる直前に姿を見せるとか、
そんな話を聞いたことがあったので
もしや…
お化けでは…
そんな話としていた矢先…
ピンポン~

う、うそ~、誰か来た(笑)
一体どこの「おばあさん」が来たのかと
家族一同、2階の出窓から恐る恐る顔を覗かせる。
何にも知らないうちのおかんがのん気にドアを開けると
「こんばんは~」
そこに立ってたのは…
嫁の妹さん。
(妹) 「あれ、どしたん、みんなでお迎えしてくれて。さっき電話したからかな?」
「え~~~~~っ、まーちゃんやったんか!!」
嫁の妹さんは我が家の家族から「まーちゃん」と呼ばれていて
電話に出た長男が「ばあちゃん」と「まーちゃん」を聞き間違えたのでした。
一同、大爆笑。
事情を知らないまーちゃんだけが一人ポカンとしていました。
そんな長男、先日うちのおかんから
冬に備えて「ちゃんちゃんこ」を買ってもらったらしく
気に入って着ているので
どんなのかなとよくよく見てみると…
さすが式神みつ光男の息子。
「風神・雷神」のちゃんちゃんこなんて陰陽座ファンなら正に「旬の1枚」
いいセンスやわ(笑)
実はかなり陰陽座好きな長男
「雷神」ライブに行けるなら行きたいみたい。
予定が合えば行けないこともないけど
ま、学校もあるし、先行予約まで少し考えましょうかね。