今回、これでいいんだろうか
(笑)1983年は僕がメタルを聴き始めた年でもあり
あの頃はまだ数本のカセットテープしか手元になかった時代。
そしてほんの1年前(小学校6年生)はテレビの前にラジカセを置いて録音していた時代。
何度も何度も同じバンドのカセットを聴いてはテープが延びてしまっていた時代
あの頃持っていたカセットテープ(敢えて当時の邦題も)
IRON MAIDEN 「NUMBER OF THE BAEST(魔力の刻印)」
「PIECE OF MIND (頭脳改革)」
JUDAS PRIEST 「DIFFENDERS OF FAITH (背徳の掟)」
ACCEPT 「RESTLESS AND WILD」
OZZY OSBOURNE 「BARK AT THE MOON」
そして
(お借りしました、ありがとうございます)
「カモ~ン フィル ザ ノオォィズ~
」と、周囲のごく少ないメタルファンがこぞって歌っていた(笑)
QUIET RIOT
QUIET RIOT 「CUM ON FEEL THE NOIZE」
言わずと知れたイギリスの大御所バンドSLADEの名曲のカバーですが
当時僕は、はそんなこと知る由もない(笑)
しかし、懐かしいなあ~~~(笑)
30年前を思い出すやないかい(笑)
中1の頃、先輩にかなりお金持ちのメタルファンがいて、
いつも家に入り浸っては彼の持つたくさんのLPを聴かせてもらったのですが
「1曲しかええ曲ないけど、録音するか?」
そう言われて、46分カセットテープ(確かTDKの『AR』ってテープ)に
ダビングしてもらったのが
QUIET RIOTの「METAL HEALTH」
あの「13日の金曜日」ジェイソンみたいな仮面のアルバムジャケットを眺めながら
正に「L.Aメタル」隆盛の時代を肌で感じながら聴いたものでした。
そんな訳で
メイデン、ジューダス、アクセプト、オジーと言ったメタルバンドに紛れて
QUIET RIOTも僕のラジカセではかなりの頻度でヘビーローテーションされていたのです。
でも、アルバムのクオリティ
今聴くとそんなに悪くない気はする(笑)
(お借りしました、ありがとうございます)
QUIET RIOT 「BREATHLESS」
(敢えて)B面1曲目、この曲は好きでした(笑)
ラストの「THUNDERBIRD」ってバラードもよかったな。
ま、ちょっとチープな気もするし
この後出てきたRATT、MOTLEY CRUE、DOKKENなんかと比べると
インパクトは小さいかも。
ただ、この1曲でL.Aメタル頂点の座(いや、全米No.1)についてしまった事が
逆に彼らにとっては不運だったわけで
その後メンバーの脱退、次のアルバムで「2匹目のどじょう」を狙い
またまたカバー曲を出したものの話題にならず
彼らは崩落の道を辿って行く事になるのです。
でも、2枚目「CONDITION CRITICAL」もキライじゃなかったな。
(お借りしました、ありがとうございます)
QUIET RIOT 「CONDITION CRITICAL」
イントロのリフとか好きですね。
この2本(カセットでしたので)今思えば
他の正統派メタルと同じ感覚で聴いてた。
最初に聴いたアメリカンメタルのバンドでした。
ま、この後のバンドの衰退ぶりは見事と言うしかなかった(笑)
L.Aメタルの終わりと共に消えていきました(笑)
高校入ってすぐ、1986年頃かな?
「QRⅢ」ってアルバムが久々に出たのでレンタルして聴いてみると
あ~~、もう酷かったな(笑)
シーケンサーとか使って何かディスコっぽいサウンドになってて
おい、ケヴィン・ダブロウの『いかにもメタル系ボーカル』で
その曲調はどないやねん、って感じ。
その後、バンドの顔とも言えるケヴィン・ダブロウが脱退(と言うよりクビ)
何せ彼のニックネームは「ビッグマウス」
代わって、ROUGH CUTTのポール・ショーティノが加入しましたが
タイプ的には全く違うボーカリストでまるで別のバンドみたいでした。
ポールはROUGH CUTTの頃の方が断然よかったな(笑)
2007年にはケヴィン・ダブロウが他界。
現在はGUNS'N'ROSES世代のバンドLOVE/HATEのボーカルが加入して
今なお活動中です。
しかし、この頃のPVの安っぽさは笑える(笑)
これ、QUIET RIOTだけでなく他のどのバンドもそうだった
カラオケボックスのPVみたいで笑える。
VAN HALEN然り、TWISTED SISTER然り
ま、そういう時代だったんでしょうか(笑)
ところでケヴィン・ダブロウは天国で『彼』と再会できたのでしょうか?
QUIET RIOTは『彼』について書くための前フリ・・・だった訳ではないのですが(笑)
結果的にそうなってしまいました(笑)
何故ならアルバム「METAL HEALTH」
サブタイトルは「ランディ・ローズに捧ぐ」ですから。
今年も「3月19日」がやって来る・・・