陰陽座、大阪、最高やんか~!  | みつ光男的 だれだれ日記

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家族と過ごす何気ない日常と好きな音楽、プロレス、自作小説について。
更には日々の癒しとなるアイドルについてなども長ったらしく綴ります。

待ち焦がれました、12/5大阪、陰陽座、なんばHatch!!

大阪は僕の生まれ故郷であり、陰陽座生誕の地であり、猫さんの出身地。
そして愛媛は兄上、招鬼クン、狩ちゃんの出身地であり、僕の地元。

この不思議な繋がりはまるで浸食輪廻・・・ではなく輪廻の如く不思議な縁で結ばれた、
我らが陰陽座『全国ツアー2011「谺」』大阪公演参戦のため
僕は夜勤明けの疲れなど微塵も感じずに荷物片手に、
道後駅まで自転車、その後バスで松山空港へ向かいました。

飛行機が苦手で苦手でたまらない僕が、それでも飛行機で大阪に行く、と言う時点で
陰陽座愛の深さがわかっていただけたら幸いです(笑)


ライブ会場「なんばHatch」へと向かいます。
会場は既に黒山の人だかり。
式神先行チケの整理番号が400番台の僕はひたすら待って、ようやく入場。
ここでグッズも買い、荷物や上着はコインロッカーへ入れて臨戦態勢。
購入したばかりの「谺」扇子とドリンク片手に会場へ。

後ろの方ながら一段高いスペースでかなり見やすい場所を確保。
さすがに松山サロンキティと比べると遠いですが、垂れ幕も大きく
このサイズの会場で初めて観る陰陽座へ期待が高まります。

開演時間の19時を少し回ったところで場内が暗転・・・

そして僕の涙腺をゆるませるあのSEが流れメンバーが登場しました。
そのSEとはもちろん・・・『焔之鳥』
オープニングは『鳳翼天翔』
この曲に関しては数日前の記事にも書きましたが
思い入れが大きすぎて、周りのみんなが拳を振り上げて盛り上がっている中
僕は一人茫然とアホの子のように聴いていました。
この曲だけはやっぱり特別なのです。

で、『桜花の理』のアルペジオのイントロでフット我に帰りました。
しかし今日のライブ、セットリストがあまりにも僕好みだ。

続いてノリノリの『煌』の後、始まったのが、そう
『百の鬼が夜を行く』ようやくこの曲をライブで初体験出来ました。
「百・鬼!」の掛け合いも満喫(笑)
ある友人は「この曲、出だしが何であの高いキーで歌えるの?」
そう驚愕していましたが、本当に猫さんのボーカルは凄いとしか言いようがない。

続いても僕の大好きな「ひょうすべ」河童系の曲は明るくて楽しい(笑)
この曲で見られる猫さんのコミカルなアクションが大好きです~。
会場もみんなが飛び跳ねて大盛り上がり、
サビの「ひょうひょう!」の掛け声がなんばに響き渡ります。

続いて兄上曰く「謎の新曲」『紺碧の双刃』
ライブで聴くのは当然初めてながら、あの掛け合い部分はまるで勝手知ったる感じ(笑)

これまた大好きな『甲賀忍法帖』から『魃』を挟んで
『鬼斬忍法帖』 『孔雀忍法帖』と忍法乱れうち。

そして「がしゃ髑髏」本当に今回、僕のためのセットリストかい!
ってくらい、みつ光好みの曲が立て続けに演奏されます。
サビの会場全体でのアクションが(手の動きね)、より一体感を高めます。

ほんと、陰陽座のファンの皆さんの動きの一体感は素晴らしい。
僕も含めて(笑)

そして、ここで来たか「火車の轍」体力持つかなあ(笑)
圧巻だったのが時々後ろから見えるツンツンに立てた金髪に革の手袋。
兄上曰く「スーパーサイヤ人」、サポートドラマーのともちん。
ドラムセットを見た瞬間ぶっ飛びました、今日は「ツーバスの陰陽座だ」って。

ともちんのドラムはとにもかくにもパワフルの一言。
時々「走ったり」もしてましたが、それもご愛嬌。
特にこの「火車の轍』でのバスドラのキックは素晴らしい、の一言。
キャラもシャイな感じでいいし、いっそのこと正式メンバーになってほしいくらい(笑)

「燃える最期をくれ~!」
兄上の一言で誰しも次の曲が分かったのでしょう、
「うお~!」の大歓声。
僕もこの『組曲「義経」~悪忌判官』は生ライブ初体験!

「鬨をあげよ」「お~!」も出来て大満足。


そしてあのイントロ・・・あ、もうあかん、嬉しすぎて漏らしてしまう(おい!)
『羅刹』です。
今年も「暴!憎!念!」と共に叫ぶ事が出来ました、うれし~(笑)

本編最後は『亥の子唄』ふるさと愛媛の伝統行事の数え唄を
大阪の地で、全国の皆さんと一緒に歌えるなんて幸せした。
「ほん、ほんえ~い」が夜のなんばに響き渡ります。

アンコール1曲目、あの聴き慣れたベース音でもうわかりました。
『夢幻~邪魅の抱擁』です。
今日は『紺碧の双刃』以外にも僕自身、ライブ初体験の曲が多く
しかもどれも好きな曲ばかり、ほんとに素晴らしい♪
『蒼き独眼』の後は、これまた愛媛県民なら感涙必死のご当地ソング『おらびなはい』
「てやてや」も初体験(笑)

アンコール2、1曲目はきた~!『骸』
この曲、ノリノリでヘドバン御用達の曲のように思われますが、
実は歌詞の内容がとっても考えさせられるような深い内容で、
上手く説明はできませんが「人間のあるべき姿」というか、
大事な「何か」を歌っているように思えます。
それが「何か」分かるまではずっと陰陽座を聴き続けなければ、
もちろんわかっても聴きますが(笑)

(映像お借りしました、ありがとうございます)

次の曲の猫さんのボーカル第一声で、あかん、もう涙出た。
『にょろにょろ』笑えるようなタイトルなのに、何でこんなに泣けるんだ。
『鳳翼天翔』同様、僕はこの曲の間も拳はそのままで、
ともすれば流れそうになる涙を我慢するのが精一杯でした。

手に持ったペットボトルが沸騰するほどの盛り上がりを見せたアンコール3
「陰陽座道とは・・・」
「生きることとみつけたり~!!!!」
『生きることとみつけたり』・・・だから、この曲もダメなんですって、泣くんですって。
でもサビは頑張って大合唱しましたよ~(笑)

そして怒涛のアンコール4
兄上に「天国か地獄か」と言わしめた強烈にハードなナンバーの連続。

お約束「2秒で終わりだ!」の『卍』
「あくろ?・・・あくろ?・・・あくろ?・・・何だっけ?」の『悪路王』
そして会場が更にひとつになる『喰らいあう』

こうしてなんばの熱い夜が幕を閉じました。

今回のライブ、選曲はもちろんのこと、僕が言うのもなんですが
メンバーのテクニックも確実に向上している印象が大きかったです。

特に招鬼クンのギターは以前にも増して素晴らしい。
猫さんも去年のポリープの影響など微塵も感じさせないほどの歌声。

兄上のまったりトークも、特に「鬼子母神」の例えのくだりは大爆笑。
最後の「夜のネオン街トーク」も大ウケでした。
あと、最近は「瞬火劇場」をも上回る笑いを誘う「狩姦劇場」の「芸人トーク」
(僕も千鳥と笑い飯は好きです)


そして何よりも陰陽座ファンは愛媛だろうが大阪だろうがあたたかい。
音楽性もさることながら、メンバーの人柄にひかれてファンになった人も多いんだろうな。

ある人が以前こんな事を言っていました、
「陰陽座のライブって扇子の動きもだけど、あの全体的にもの凄い一体感はすごい」

敢えて贅沢を言うのなら
『魔王』
『わいら』
『がいながてや』が聴きたかった・・・贅沢ですか?(笑)

今回は終演後にも式神さんとお会いして話す機会にも恵まれました。

こうして陰陽座を通じてたくさんの人と知り合える事を幸せに感じながら、
既に気持ちは「絶海の鬼子母神」のツアーへと向かっています。

しかし、筋肉痛ひどい(笑)

陰陽座・・・
ここまで思い入れの強いバンド、今までにあったでしょうか?
陰陽座と出会えたことは僕の人生の宝物でもあるという言葉すら「生ぬるい」(笑)
兄上の言っていた「宇宙の向こう側」とはどこなのでしょうか?


【次回予告】:「大阪食べまくり珍道中」、そして「お土産ゲットの旅」は近日up予定(笑)