1546年2月18日はマルティン・ルターの命日。
歴史で誰しも一度は習う、宗教改革の人であり、同時に出てくる「免罪符」。人々の不安につけこむ、新興宗教のような手口に疑問を呈した、なんて生易しいものじゃなかった宗教改革。鉱夫の家に生まれ貧しいが厳格に育ち修道士になる。カノッサの屈辱でもあるが、当時のカトリック教会は政治に絶大な影響があり、ドイツ地域などは神聖ローマ帝国と言い教皇の許可なく皇帝に即位できなかった。ルーターは「95の議論」と言う集会を画策、ローマ教会と激突した。破門となったルターだが大勢の支持者を得て、ドイツ農民戦争なども起きるきっかけとなる。重税圧政に苦しむ庶民と全く顧みない権力者。今も昔も構造は変わらない。結局これがプロテスタントを生み欧州では異端者として迫害される。それらの人々は新天地を求めてアメリカに渡るのだった #べらぼう #大河ドラマ