【謙信、小田城を攻める】1566年2月16日
上杉謙信が小田氏治の拠る常陸小田城を攻める。「戦国最弱の武将」などと呼ばれている。その理由は、いつも大きな合戦に大敗するばかりか、そのたびに本拠地の小田城を奪われる屈辱に。ただ、「常陸の不死鳥」というキャッチフレーズもあるように、何度も小田城奪還を果たしてもいる。実に9回も落城しているがその都度城は奪回している。戦に弱いが家臣団の結束強く、外交交渉で返り咲くと言う離れ業。しかしこの城は当時では珍しい平城、山城が普通だった頃には珍しく周囲の山からは丸見えで防御には向いていない。なぜか新たな堅固な城を築く事もせず負け続ける謎の行動だった。 #べらぼう #大河ドラマ