【信虎、躑躅ヶ崎に移る】1519年12月20日
武田信虎が甲府躑躅ヶ崎に新館を建て、この日移る。中世までは山城がほとんど、それを平地の中心に移した先駆けだった。要害山城は後詰の城として廃城にはしなかった。甲斐武田の象徴として3代に渡って本拠地となる。「館」としてはいたが周囲は川と堀で固め、堅固な仕様にはなっており城と呼んでも遜色はなかった。日本初の水洗トイレなど先進的な形も持っており、信玄はそこを「山」と呼び政務や思索はここに籠って行っていた。 #光る君へ #大河ドラマ