天才軍師と言えば?
そう尋ねたら100人中90人は、この方だと答えそうな。
それが諸葛亮(孔明)でしょう。
日本においてその人気は絶大で、『三国志』の研究のみならず数多のフィクション作品など様々な形で拡大。
いったい日本人にとって諸葛亮(孔明)とはどんな存在でしょうか。その高い軍略で高名だったが誰にも仕えず山中に籠っていた所、劉備玄徳が遠路を三度も訪れ「三顧の礼」で向かい入れられた。情の劉備、徳の関羽、武の張飛。これに智の孔明が加わり弱国蜀は最強曹操の魏との抗争に耐える事となる。その後張飛関羽が相次いで討ち死、憔悴した劉備から「君、我に取って代れ」と遺言されたが、2代皇帝の暗愚な劉禅を支えて最後まで魏に抵抗した。そもそも軍師と言う地位も言葉も歴史上出てこない。庶民の間から起こった言葉。元祖は春秋時代の太公望、しかし本当の名前など何も分かっていない、大公=皇帝に望まれた人と言う意味だけが残っている #光る君へ #大河ドラマ