春秋戦国時代は諸子百家と言う中国の思想、いや世界の思想を今だに支配する様な思想家が出ました。実に2700年前です。その中でも孟子孔子老子孫子が有名です。春秋時代は周と言う国が衰えその分国が勃興した、その中でも最強なのが斉、孔子は政治顧問を目指し諸国放浪していた。今でこそ儒教の祖として賢人の中の賢人となっているふが、実際は承認欲求の強い俗物でした。ある時この斉の仕官に向かう、王と会うまでこぎ着けそこで「国を治めるには?」といわれ「君は君、臣は臣、父は父、子は子」と言う、分相応を守る事だ。「ではなぜここに居る?牢人は牢人だろう」何も言えなかった。ゆえにあの孔子ですら、その教えを完成するには死後長い年月が掛かる。しかも綺麗事なら尚更である。斉の管仲「衣食足りて礼節を知る」と言う。人間はある程度満たされて始めて人間らしい秩序を持つ。そういえば分配を謳って総理、しかし途中から成長した暁には分配と変わる。管仲を知らないんだろう。 #どうする家康