今から約100年前の1914年1月12日、後に桜島大正大噴火と呼ばれる大爆発が発生しました。元々は完全な島だった桜島。このとき流れ出た大量の溶岩などによって大隅半島と陸続きになるほどの規模だったのです。当然ながら被害も大きく、島の家屋の7割が倒壊、死者30名、火山灰はカムチャッカ半島まで飛んだ。九州には世界有数のカルデラ、阿蘇と姶良(桜島)がある、錦江湾は巨大なカルデラが海とつながったもの、桜島はその火口の一つに過ぎない。日本は世界の陸地の6%だが地震発生は20%以上と言われる、火山地震列島、天災が起こると「想定外」を言う人が多いが、歴史はその見解を否定している