美人すぎる尼僧・大田垣蓮月(おおたがき れんげつ)は寛政年間に生まれ、数々の絶望から出家した。言い寄る男を避けるため自ら歯を抜いたという女性。鳥羽・伏見の戦いが起きると、次の歌を西郷に届けました。「あだ味方 勝つも負くるも 哀れなり 同じ御国の 人と思へば」勤皇歌人と言われ、志士との交流も有り安政の大獄ではピックアップされたが尼僧だった為、難を逃れた。西郷は清水寺月照などと昵懇だった為、蓮月とも交流が有ったと言われる。西郷は勝海舟との会見で決めたと言われる江戸城無血開城。実は蓮月やイギリス、新政府構想や薩摩藩との軋轢など様々事情が背景には有った。しかしこの歌は西郷の心を打ったのは間違えない