クラウンナイフ | PEZVOLADOR

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むぎわら帽子の思い出を抱え込んだまま
大人になった人に読んでもらいたい、
終わらぬ夏の人生旅日記。


若い頃は、釣りたい魚が現れれば割りと身軽にどこへでも飛んで行ったが、さすがにこの歳になると自分を取り巻くしがらみから簡単には抜け出せずに、指をくわえたまま釣り番組やらネットの写真を見てはボーっとなる。

そんな中、これならいけるんじゃないかなぁ〜という魚が数年前に現れた。

元々は東南アジア原産の魚だが、フロリダ南部で帰化し、完全に定着した。元熱帯魚マニアだった僕にはなおさら興味をそそるこの魚。

釣りの対象魚としては情報が極端に少なかったが、近年その釣りがYouTubeでもよくアップされるようになり、釣り方と生息域が絞れるようになってきた。とりあえず一本釣り上げて、この手に抱えてみたい。

というような話しをカズ君にしていたら、一緒に行きたいという事になり、一泊二日の釣行と相成る。

初日は海で初めてのジギング
カツオにサワラ、願わくばマグロ狙い。

僕の掛けたカツオ2本がファイト中にサメに食われ、すぐにラインを噛み切るだろうと思いきや、壮絶な戦いののちに一本ロッドを折られ、もう一本は何とかラインブレイク...





手首痛めるわ指の皮はあちこち剥がれるわで、ジギングはつくづく体力勝負だと悟った日であった。

一夜明け、あとは夢の魚との対峙を願うばかり。




日の出と共にいざ出陣。




夜行性の魚なので、まだ捕食モードであろう明け方は気合が入る。メインレイクを軽く流してから水路に入り、気温が上り出しちゃったなぁ〜と思っていたらガツンと重いアタリ。





やりましたよークラウンナイフフィッシュ!





あの感動を動画でw




2年振りのピーコックバスにも出会え




いやぁ〜いい日だった...




オッサンの夢に付き合ってサポートしてくれたカズ君とゆーしにはほんと感謝です。




追記。

ナイフフィッシュはナイフフィッシュでも、南米原産のカラポナイフは20年前にブラジルで捕まえてたわ^ ^