紅葉に想う。 | PEZVOLADOR

PEZVOLADOR

むぎわら帽子の思い出を抱え込んだまま
大人になった人に読んでもらいたい、
終わらぬ夏の人生旅日記。



一緒に育てようと


甥っ子に入れてもらった、まりもアプリ


こんなに大きくなった。







413日目とある。


前回の帰国から、もうこんなに経つのだなぁ。



いつ帰国してもそうなのだが


新しくつくられた近代的な場所よりも


僕の住んだ日本の面影を探して


ほっつき歩くことが多い。



渡米後に


実家のある最寄り駅は高架線になったが


開発から取り残された感のある駅前の商店街は


割とひっそりとしているので


ひと気のまばらな夜の上りホームで


生まれ育ったを土地を見下ろしながら


空気をいっぱいに吸って目を閉じ


小さなタイムスリップを味わう。







そしてそこに


夜がちゃんと夜色だった時代の片鱗をみつけ


嬉しくなったり悲しくなったりしながら


電車に乗るのである。