能登半島地震で作業が遅れましたが、大雪予報の今日ヤーコンの種芋を掘り上げました。

全部で5株です。まだ他にもあったと思いますが今日のところはこれだけです。もみ殻に入れて春先の苗作りまで保存します。ヤーコンの種芋の保存方法は他にも地面の土の中で保存する方法もあります。私の場合は、今までこの方法で問題ないので今年もそうします。

イノシシ対策でホースラディッシュ(わさびだいこん)を周囲に埋めてますが、2023年は間隔を狭くしたので上手くいきました。イノシシに掘り起こされませんでした。

ヤーコンの種芋はサツマイモのような形のイモの部分とは違います。

茎とイモの間にあるゴツゴツしたもののひとつひとつが種芋です。

これを分割して苗を作りますが、日本で品種改良したヤーコン苗だとひとつ2000円ほどします。しかも種苗法が改正されて品種改良されたヤーコンは苗を毎年買わないといけません。

流石にそれでは利益が出ないので、私の方はそういう制約がない在来種を自家増殖しています。

ここの区画は品種改良登録ができるような規格のうねで栽培しています。

2022年まではヤーコンの味を覚えたイノシシの食害で全滅してました。2023年はホースラディッシュで囲んでいなかったヤーコンだけ食害被害にあいました。

イノシシ対策の方は大体出来たのでこれからはヤーコンの収穫できる農地作りになります。

2022年までは夏場の高温と渇水で枯れる被害が出ているので、その対策を冬の今から進める予定です。

農地に地震による被害がどれだけ出ているのかまだまだ確認中ですが、今年はこの種芋を元手に量産化します。