最初はアップルミントでした

2012年に養鶏場だった木造の建物をぼかし肥料を作る倉庫としてお借りしました。でもというかやっぱりというか残っている鶏糞の匂いでハエが出入りしていました。

それで家の近くで野生化しているアップルミントを建物の外側に移植したのが始まりです。

 

(2012-09-10)

 

(2012-09-10)

 

(2012-09-11)

 

(2012-09-11)

 

アップルミントは1年で1mくらいは広がりました。背たけも1m超えは普通でした。

10年以上たった今では正面の入り口まで進出してきました。

さすが「庭に植えてはいけない植物」ですね。

MK菌入りの排水をもらっているせいか入り口のアップルミントはひときわ元気です。

 

(2023-06-11)

アップルミントの欠点は背たけが高くなること

アップルミントの地下茎が建物の周りにあるせいで雑草が建物の壁まで来ないのですき間ができます。それで風通しも確保できて草刈り機で雑草を刈るときも刈刃をぶつけずにすむので都合がいいです。
2015年に北海道のテレビ局でミントを使ったカメムシよけの番組が放送されています。
でも1m以上の背たけだと田んぼのあぜに植えると見た目が悪くなります。
それでカメムシよけにも使えるほふく性のペニーロイヤルミントの栽培を始めました。
 

 

ペニーロイヤルミントの欠点はポット苗の値段が高いこと

2019年4月28日に園芸ネットからポット苗を12個買いました。

今でも1個300円以上します。でも育ちやすい場所に植えると1年で1平方メートルくらいは余裕で広がるので、買わずにすみます。切り取った茎からでも勝手に増えてくれるので間隔を広めにして増殖目的で1列分だけ買いました。

 

(2019-04-28)

 

(2019-04-28)

 

(2019-04-28)
 
(2019-04-28)

2020年にイノシシよけの目的でミントが増えてから移植しました

(2020-11-10)
ここは鶏糞捨て場だったところです。
オーガニック野菜を作るためには有機JAS基準のほ場と自家採取した種苗を使う必要があります。2018年にヤーコンの試作を購入苗で始めました。2年目以降は自家増殖した種苗で栽培するつもりでしたが、他の場所では邪魔されました。それで2018年からセイタカアワダチソウの群落を除去してここを育成場所にするつもりで開墾を始めました。
2020年からここでヤーコンの育苗を開始しました。
写真の中で立っている植物がヤーコンです。イノシシに荒らされていました。左側に水はけを良くするために溝を掘っていましたがここも荒らされていました。それで障壁を作るためにペニーロイヤルミントを移植しました。奥に見えるのはセイタカアワダチソウの群落です。雪が降ってきて寒くなるので、もみがらをかぶせました。
 
(2020-12-04)
 
(2020-12-04)
 
(2020-12-04)

2018年開墾開始のほ場の状態

(2018-08-07)
 
(2018-08-08)

2020年のほ場の状態

(2020-05-12)
 
(2020-05-12)

2021年の状態

4月27日はまだ広がっていません。半年後の9月9日でも思っていたほどでもないですね。
そしてこのくらいの広さだとイノシシよけの効果がありませんでした。
 
(2021-04-27)
 
(2021-09-09)
 

2023年の現在のほ場

2022年は飛ばして、それでは現在のペニーロイヤルミントはどうなっているんでしょうか?
私はグランドカバーを作りたかったので、株分けをしてあちらこちらに移植しました。
そしてこうなりました。
さすがにこれだけ増えると掘り起こすことができないので効果があるようです。
 
(2023-06-22)
 イノシシが掘り起こした左側がセイタカアワダチソウです。右側がペニーロイヤルミントの群落です。
 
(2023-06-22)
周囲をペニーロイヤルミントで囲めました。中央がヤーコンの育苗場所です。
 
(2023-06-23)
水たまりがあっても全然平気です。水たまりを越えて進んでいくところまで確認しました。

増えてきたときにどうするかがこれからの課題です

今のところは、まだまだ足りないのでペニーロイヤルミントの栽培面積を増やしていけます。
2019年にポット苗を買った時には今のようになるとは想像しませんでした。
2020年12月から2023年6月までの2年と6か月間でこれだけふえましたが、まだまだ増えます。
確かに植える場所は考えた方がいいと思います。