今やオートドアロックは標準に備わる安全装置となっている。

もちろんフォレスターにも備わっている。

 

フォレスターはオートドアロック/アンロックするタイミングをマルチインフォメーションディスプレイから変更することができる。

 

ドアロック:車速、セレクトレバーP、オフ

アンロック:セレクトレバーP、電源オフ、運転席ドア開、オフ

 

初期設定は、ドアロックが「車速」、アンロックが「運転席ドア開」となっている。

 

自分はいずれも「セレクトレバーP」に変更している。

これは、「P」に入れ忘れを防ぐことと、少しでも動いての同乗者ドア開を防ぐことの2つを期待しているためだ。

 

ドアロックの「車速」だと、少しでも動いている時間がある。

アンロックの「電源オフ」も良さそうだが、送り迎えでエンジンを切る必要になる。

「運転席ドア開」もエンジンを切らずに行うのはリスクになる。

 

エンジンを切らずに乗降中に動いてしまうリスクをなくすには「セレクトレバーP」が最も適していると判断した。

 

半ドアで「P」以外に入れようとすると警告されるので、ドアが開いたまま発進してしまうリスクも防ぐことも期待できる。

 

今やオートドアロックは当たり前になり、電子制御のお陰でそのタイミングを変えられるようになったので、ご自身のスタイルに合わせて同乗者の安全を確保する設定を検討いただきたい。

車は、同乗者が運転者に命を預けるものなので、運転者が同乗者に配慮すべきものと捉えている。